転職が怖い時や不安な時、後悔しない正しい選択の方法とは
転職したいけど正しい選択かどうか、悩む時ありますよね。
逃げなのか、よい選択かどうやって判断すればいいんでしょうか。
そもそも仕事は、自分がコントロールできる自分自身の能力と、コントロールしにくい人間関係が常に付きまといますよね。
今回転職することを迷っている人に向けて、まとめてみました。
給料が高い、やりがいのある職場を求めるのは自然な気持ち
転職することを考えることは、決して間違いではありません。
毎年300万人以上の人が転職しているので、転職をすることは少ないとは言えません。
「もっとやりがいのある仕事がしたい」、「職場の人間関係がよい所で働きたい」、「転勤がない仕事をしたい」など考えることは、むしろ自然な感情だと思います。
問題は、転職することが正しいかどうかですよね。
転職が不安な気持ちを整理するには、以下のことを考えてみてはどうでしょうか。
転職が怖い時に考える3つのこと
大きな人生の分岐点になる、転職。
転職をすることは新たに入社する条件を調べたりするので、よく考えると自分について振り返る良い機会とも言えます。
では、どんなことを振り返れば良いでしょうか。
悲劇のヒロインになりすぎて無いか
「私はこんなに頑張っているのに、上司が理解してくれない」
「仕事が面白く無いから、やる気が出ない」
などどこかで、人のせいにしすぎている部分はありませんか。
入社する前とあまりにも仕事のイメージが違っていた場合、ついつい不満を誰かのせいにしたくなるもの。
その不満は本当に正しいかどうか、考えることも大事だとおもいます。
安易に何かのせいにする考え方は、やめ癖がついてしまいますので。
自分の理想の働き方を考える
転職したいから転職情報を調べるのでなく、事前に自分の理想の働き方を考えるのも大事です。
例えば
- 出世するよりも安定した仕事がしたい
- 10年後は独立して仕事をしたい
- 専門的に突き詰めた仕事をしたい
- 給料の高い仕事につきたい
安定した仕事がしたいなら、食品関係やエネルギー関係など人の生活に欠かせない仕事が良いでしょうし
独立を考えたいなら、規模の小さな会社で全体像を把握できる会社が良いとおもいます。
給料を求めるなら、保険や金融業界を志望するなど、自分の理想を絞ることである程度業種を絞ることができます。
やりたくないことを考える
自分のやりたくない仕事を考えるのも、やりたいことを考えるのと同様にとても重要です。
例えば
- プレッシャーのある仕事はしたくない
- 残業が多い仕事はいやだ
- 人と関わることがメインの仕事はいやだ
など、どう考えても自分には向いてないことを考えることで、転職してからやる気がなくなることを予防できます。
そもそも、20年や30年そこそこの人生経験で、したことない仕事内容の業界を把握するなんてできません。
どんな仕事もやってみたら、案外奥深いことがあって面白く感じると思います。
どうしても無理なことって、中々克服できないもの。
転職を繰り返さないためにも、自分の苦手なことを把握して転職活動することは重要です。
転職したら怖い人間関係を解消したい
転職した時に一度は必ず考える人間関係。
「新しいところで人とうまくやっていけるかな」
「馴染めなかったら、どうしよう」
考えすぎてしまう人は、どんどん不安な気持ちだけが大きくなってしまいますよね。
ゼロから人間関係をスタートできる
人間関係をゼロからスタートできるのは、転職のメリットでもありますね。
過去に怒られたこと、失敗したことはゼロになるわけですから。
レベルが高いキャラクターで最初からプレイする、「強くてニューゲーム」に似ていますね。
過去に積み上げた信用はなくなってしまいますが、新たな転職先で数年頑張れば信用面は必ずつきます。
人は知らない人に最初から深い関心を持たない
人は初対面の人に対して、自分が思っているほど関心を持っていません。
「あ、新しい人がきたねー」くらいの感覚だと思います。
昔のヤンキーの学園ドラマのように、転校初日に目をつけられることはほとんどありません。
人間関係がこじれる時は、仕事のやりとりで大きなミスが起きた時など、大きな出来事があった時がほとんどなので、あまり最初から気負いすぎなくても良いと思います。
人間性に問題なければ次第に馴染める
挨拶をする、遅刻しない、大きなミスをしないなど、最低限のことができれば新たな職場で受け入れてもらえるはずです。
新たに転職する時は、最初に入社した時と違い様々な経験をして転職するので、最初に入社した時とは違うはずです。
転職先では心を開いて自然に会話する
最近は、海外に行く日本代表のサッカー選手が増えましたが、長く活躍する選手の特徴の1つに語学に堪能な点です。
語学が苦手でコミュケーションをあまりうまくとれないあまり、孤立してしまい、日本に帰ってしまう選手もいました。
海外にサッカーしにいく人は、みんな技術はうまいのに。
同様に、仕事がいくらできても殻に閉じこもりすぎると、孤立してしまう可能性があるので、自然に会話することで時間がたつと段々なれるはずです。
転職前の仕事のやり方を口にしすぎない
転職者がめんどくさいと書かれた記事を読んだことがありますが、要約すると
「仕事を教えても前の会社で覚えたやり方にこだわって受け入れてくれないこと」という内容。
転職者は新しい会社で情報を教えてあげようと思っても、新しい会社の上司からすると「扱いにくい」と思う可能性があります。
タイミング的に必要な時には前の会社のことを話すのは良いですが、出し過ぎるとこだわりの強い人と思われるので、注意が必要ですね。
後から後悔しないために、新しい転職先に期待しすぎない
隣の芝は青く見える、のことわざがあるように、他の職場は今の自分の場所より魅力的に見えてしまうことがあります。
先ほども言いましたが、ぼんやりとした期待で、転職をするのはあまりおすすめできません。
どの職場でも、大なり小なり問題はあるでしょうから。
昔いた職場では、会社をやめた人が後から出戻りでまた入社してきた人もいました。
別れて初めてわかった昔の恋人のよさに気づくことに、似ているのかもしれません。
「もっと給料が高い所で働きたい」、「どうしても今の職場の人間関係がいやだ」、「今の仕事にどうしてもやりがいがない」など、
明確な理由があって転職をする方が、後悔が少ないと私は思います。
ぼんやりした期待値だけで転職をすると、後から後悔しますから。
転職をするために、やめることを伝えるのが怖いのは少し違う
転職をすると、今の職場に迷惑がかかるから辞めにくいと思うことは、少しずれていると思います。
仕事を円滑に回すことの最終的な責任は会社であり、あなたはそこまで考える必要はありません。
雇われている人は、あくまで担当している仕事をこなすことのみが義務ですから。
会社を辞める時は、最低2週間前に伝えればよいと法律に明記されているので、転職するのに周囲のことまで心配するのは考えすぎです。
学生時代の部活のノリと切り離して考えるべきです。
会社もあなたをクビにする権限は、同じようにあるのですからお互いさまと割り切ってよいと思います。
得意分野があれば転職が怖い気持ちは軽減できる
他の人に負けないくらいの技能や経験は、転職したい気持ちを後押しできます。
どの会社も能力がある人は欲しいので、得意分野があれば受け入れう確率はグッと上がるはずです。
もし得意分野や実績がないなら、力を蓄えてから転職するのも1つの方法かもしれません。
今の仕事でスキルを身につける
働きながらスキルを身につけることで、転職に受かりやすくなります。
勤務先なら多少わからないことがあっても、周囲の人に聞くことができる環境なのでとても効率的。
転職のために今の一生懸命仕事をすることで、日々の仕事にも多少精神的な張り合いが生まれる効果も期待できそうですね。
仕事帰りや休みの日に勉強する
転職したいジャンルと今の仕事内容がどうしても違う場合は、空いた時間で勉強する必要があると思います。
独学で勉強することで、本当にやりたいかどうかや、仕事として向き合えるか判断するための1つになります。
強い意思が必要になりますが、新たに人生を変えたいと思うなら多少の犠牲は必要かもしれませんね。
未経験で思い切って飛び込んでみる
スキルや経験は特に無いけど、この業界で頑張って見たいんだ、と思うなら思い切って面接だけ受けてみるのも1つの方法です。
いろんな偉人の本を読んでわかったこととして、物事に対するやる気が一番重要なことです。
「よくわからない世界だけど、やってみたい」「人生変えたいから挑戦したい」
調べた結果、良さそうな業界なら、おもいきりも必要だと思います。
新卒三年未満なら、若さを武器に転職しても受け入れてもらえる可能性もあるので、得意分野がなくてもよいかもしれませんね。
転職先が今の職場より小さいから迷うのはNG
転職したいけど、今より小さな会社に行くのは嫌だと考えるのは早計です。
確かに、誰れもが知る有名な企業で働いて社会的なステータスを得たいと思うのは、当然です。
しかし、規模が小さい無名の会社で働くことも、決して悪いことではありません。
規模が小さい会社に転職することで、重要な仕事を担当できる確率が増えることや、出世できるチャンスがあるからです。
大きすぎる会社は、業務が細分化されているので自分の仕事の貢献度がわかりにくい時がありますが
規模が小さいと、仕事の全体像がわかりやすいので結果的にやりがいにつながるメリットがあります。
新しい転職先から信頼されることで、待遇がよくなれば年収が上がることにもつながると思います。
正しい転職の回数に正解はない
私は偉人が成功した理由を追求するのが好きですが、色々調べているうちに成功している人と転職回数に正解がないことを知りました。
1つの分野で成功する人もいれば、職を転々として成功する人もいると知ったからです。
中には、転職を20回以上して成功したダンボールの創業者のような人もいます。
転職は人生の分岐点なので、迷う気持ちや不安な気持ちが芽生えるのは当然です。
しかし、転職すべきか悩んだところで100%納得できる答えは、残念ながら見つからないと思います。
最後は、今の仕事に対してやりがいがもてるか、将来性があるか、自分の直感次第です。
ただ、安易な気持ちで転職することで、後から後悔する確率は高いと思います。
この記事が参考になれば幸いです。ではでは
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