理不尽な職場の上司が嫌いな時
仕事を一生懸命仕事しているのに、評価してもらえない、理不尽だと思うことはありませんか。
理不尽な思いをせず、心穏やかに仕事をしたいだけなのに、
なぜこんな苦しい思いをして、仕事をしないといけないのか‥
仕事で理不尽なことって、大半は上司の言動が大半の理由だと思います。
戦国武将だった有能な明智光秀も、上司の織田信長の応対が大変苦手でしたよね。。
この記事では、理不尽な上司に対しての予防や対策、また心の持ち方ついてまとめた記事です。
理不尽な上司の特徴
私は今までたくさんの上司がいましたが、理不尽だと思える上司にはいくつか共通した特徴があります。
いずれも人として、接したくないタイプですが、知っていて損はないと思います。
プライドが高い上司
上司=偉い、部下=自分の奴隷と思い込んでいるタイプ。
あくまで会社組織の中で上司なだけなのに、自分が会社を作ったと言わんばかりに威張り散らします。
あなたが正しく、上司が間違っていても言い方次第では、根にもってしまうので伝え方に気を配る必要があります。
感情の波が激しい上司
機嫌がいい時と、悪い時の差が激しいタイプの上司は、理不尽なことを撒き散らす主な原因の1つです。
なるべく、機嫌の悪い時には近づかないようにする、堂々としていることが必要です。
人に対する思いやりがない
人に対して、思いやる優しさがないタイプの上司。
言い換えると、リーダーとしての資質がない人です。
仕事に厳しいけど、労いの言葉をかけてくれる
失敗をさりげなくフォローしてくれる
自分を成長させようとしてくれている
など、この人のためと思える資質があるなら、他の理不尽さを兼ね備えていても許される場合もあります。
上にはへつらい、下には威張る
人を役職があるかないかで判断する、タイプの人間。
このタイプは体育会出身が多く、部下には辛く当たることは当たり前と思い込んでいる人も中にはいます。
このタイプは礼儀を重んじるので、仕事の出来不出来よりも自分をたててくれることを重要視します。
思い込みが激しい
上司は指示を出したつもりだが、ほんとは出していない、
など一方的な勘違いでいわれもない怒りを勝手に放つタイプの上司です。
さらに時間がたつと、思い出補正がかかり都合よく解釈して言ってくるので、注意が必要です。
要求レベルが異常に高い上司
上司ができることは、部下にもできると簡単に考えるタイプ。
長時間労働やノルマ、膨大な仕事量など負荷の多いことを要求する上司は、できて当たり前と考えるので、
部下はとても大変です。
自分ができること、できないことを言い訳にならないように伝える、もしくはやり方を相談するなどすり合わせる必要があります。
立ち上がりのベンチャー企業に多い、タイプです。
このように列挙すると、人としてめんどくさい傾向があります。
では、どのように対策すればいいでしょうか。
予防線を貼って理不尽を防ぐ
理不尽を避ける対策の一つに、予防線をはることが大事です。
できるだけ理不尽な気持ちにならないよう、対策することで自分の身を守るにはどうすればいいのか。
いくつか方法があります。
記録を残して責任を押し付けられないようにする
具体的には、指示されたこと、決めたことをメモをとる、メールとして記録を残す。
勘違い等で最初に相手と予定していたことと違ってしまった場合、自分のせいにされることがあります。
特に相手が上司や取引先でお得意様の場合、真っ向から反論しにくいので、結果的に理不尽な思いをする可能性があります。
ミスの一つに、連絡を密に取れていなかった要因が考えられますが、それについてはこちらでもまとめています。
仕事の進捗を会話だけで確認することは、スピーディーに進むので理想的な方法。
しかし、仕事がうまくいかなかった時、相手がそのやり方は言った、言ってないと問題になることがあります。
相手が上司や取引先の得意先の場合、言った言わないの問題になると、力関係が強い方が正しいとなりがちです。
本当に理不尽ですよね。
勘違いをしないためにも
・確認事項は複数でチェックする
・メールや日報などに進捗状況を文書に残す
・目的を再度確認する
など、普段から予防線をはることでミスが減り、結果的には理不尽な出来事が減リます。
トラブルは、前兆がなくても、ある日突然くるので対策することも仕事の一つかもしれません。
上司の機嫌が悪くなる地雷を抑えておく
上司が何をしたら、一番機嫌が悪くなるかをあらかじめ予想するのもよいかもしれませんね。
人にもよりますが、上司の機嫌が悪くなる時の傾向は、いくつかパターンがあります。
具体的には
- 報告がない
- 指示したことと全く違うことをしてしまう
- オドオドした態度で腹立たせてしまう
- 要領が悪いと判断される話し方
- 舐められていると判断した時
結果的には、上司と部下の相性が悪いからと結論づけることもできますが、
理不尽な人は気にくわない人がいると、めちゃくちゃ細かいことまで難癖をつけてきます。
あと、勝手に上司が機嫌が悪い時もあるので、仕事のことで話しかけるタイミングをはかることも大事だと思います。
仕事で認められている人は理不尽なことが少ない
今まで、数多くの職場で働いて気づいたことは、誰が見ても仕事をそつなくこなす人、能力が高いと思わせる人は、上司も理不尽な対応をしないことです。
好きではないけど、仕事をする上では重要な人物、と認められることで不毛な悩みから解放されることもあります。
ただ、ちょっと仕事ができるくらいでなく、得意分野なら誰にも負けないくらい、の能力でないと評価されません。
重要な仕事をこなす権限でないと、そこまで評価されないですが、あいつは他の人とちょっと違う、と思われることは自分を守るうえでも大事だと思います。
理不尽な時こそ、自分を変えてみる
たとえば、ある事件の犯人の顔がテレビに出た場合、こいつは悪いやつだ、顔つきからして悪そうな奴だ、とあなたは思うでしょう。
しかし、稀にですが誤認逮捕で、全く関係ない人の場合もあります。
同じように、自分が信じてしまった事実、周りが言っているから上司は無能だ、嫌な奴だ、と決めつけてしまっているかもしれません。
印象を悪くさせる上司も悪いですが、少し視点を変えることでよい方法に物事が進む場合があります。
少し話しが飛びますが、あなたは『七つの習慣』という本を知っていますか。
『七つの習慣』は世界で500万部以上売れた実績ある、自己啓発系の書籍です。
その中でこのような一文があります。
私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままに世界を見ているのだ。 -七つの習慣-
この文は、自分の思い込みがかかっている『眼鏡』を通して無意識に判断していることです。
つまり、上司は無能だ、頭が悪いと心のどこかで思っている部分があると。
あなたが理不尽に思うことは正しいかもしれません。
しかし、一方的に相手を悪いと思うのではなく、上司は何を重要視しているのだろう、と考えることによって、取るべき行動も少し変わるのではないでしょうか。
自分だけが正しいと思ってしまいすぎると、状況をかえる手段がなくなってしまいます。
あなたに理不尽さを感じさせる上司も問題ですが、上司もあなたに思っていることがあるかもしれません。
お互いが相手に対して不満があると、お互いに理不尽と思っていることもよくあります。
なので、一度腹を割って話してみるのも良いかもしれません。
『七つの習慣』は、その色眼鏡を外して主体的に動くことを説いています。
私も最初読んだ時は、『何を偉そうに主体的なんだよ』と思いました。
しかし作者が長年、教育業界にいた経験を元に執筆した本と知り、後から納得させられる部分も多い本でした。
頭でわかってても、心から納得して行動するのは難しい部分もありますけどね笑
自分のことを評価してくれない時
仕事でもプライベートでも、相手に対してできることをしているのに評価をしてもらえないと理不尽さを感じますよね。
理不尽な気持ちを減らす方法としては、自信を持って行動することも必要です。
あなたは、メラビアン効果を知っていますか。
メラビアン効果とは、見た目が55パーセント、話し方が38パーセント、話の内容が7パーセントで決まる、と心理学者アルバート・メラビアンが提唱した案
つまり、外から見てあなたが仕事をしているように見せることも重要です。
仕事のスピードが早い、けれども手を抜くのがうまい、相談のタイミングがうまいなど、人の機敏を知っている人は、評価されやすい傾向があります。
要領が良いかどうかも、大事なのかもしれません。
理不尽さに向き合う意識や心がけ
先ほどは、理不尽な上司に対して予防線をはることをお伝えしましたが、
メンタル的にあなたが理不尽に対して意識することも大切です。
具体的には
- 普段の仕事から一生懸命する
- いい人でありすぎない
- 見返りを求めすぎない
ことです。
理不尽な思いをする時は、たまたまタイミングが悪いからではなく、普段の行動や考えで招いてしまっている時があります。
日頃の仕事の取り組みに心を配る
人は普段なら何も言わないけど、とっさの時に思っていることを言います。
仕事のミスで上司から必要以上に怒られた時、普段からあなたに対して思うことがあったかもしれません。
普段からミスを減らす、仕事に対してちゃんと向き合い信頼を高めることで、少しくらい失敗してもネチネチ言われなくなることもあります。
いい人すぎると理不尽な気持ちになる
「何を頼んでも、あいつは引き受けてくれる、言いやすい人だ」
なんでも受け入れる真面目さ、いい人キャラは無理を言われやすい、ミスを押し付けられやすく
都合よく使われる、時には八つ当たりっぽく扱われる時があります。
できない時はしっかり説明して対応する、なんでも仕事と思って引き受けないことも必要だと思います。
いい人すぎる人は、相手の要求を鵜呑みにして受け入れ、結果的にストレスを抱えやすいので言うべき時には伝えることも大事かもしれません。
理不尽な相手に見返りを求めない
忙しい時、混乱している時に誠実な対応を求めても、無理な場合があります。
あなたがいくら誠実であっても、上司の対応能力に限界があれば満足する対応はしてもらえないでしょう。
これだけ私は努力したから、相手はわかってくれるはずと期待してうまく行かない時は、大きな失望に変わります。
見返りを求める気持ちで失望感でいっぱいになるより、今できることに気持ちを切り替えた方がよいと思います。
真心を込めて、称賛にふさわしい仕事を積み重ねることで、いつかは必ず上司はあなたのことを認めるはずです。
日頃の行動にも少し気をつける
いい人になりすぎない
あまり相手に見返りを求めない
今は評価してもらえない、理不尽だと思っていても後から評価される場合もあります。
理不尽で限界、無理と思った時
「色々できることはやった、それでも無理だわ、この職場」
本当に上司が嫌い、会社を無理と思ったら、休日でも気持ちが晴れずモヤモヤしますよね。
限界を感じたなら、転職を考えることも方法です。
しかし、その前にいくつかできることをしてから、会社をやめるか判断してもよいと思います。
職場の部署を変えてもらう
職場が一箇所しかないときは、アウトですが他の部署で働けるなら、異動願いを出してもよいかもしれません。
いくら理不尽な職場でも、そこで得た知識を使えるなら、環境を変えるのも1つの方法です。
同じ会社でも、上司が違うだけで環境は全然違います。
上司にはっきりと意見してみる
辞める覚悟があるなら、はっきりと理不尽と思う不満を伝えてみるのも1つの方法です。
思いっきり、意見をぶつけることでそこから、上司が抱えていた気持ちがわかる場合があります。
私自身が、職場が理不尽と思いながらもモヤモヤして会社をやめた経緯があるので、
今でも辞める前に聞いとけばよかったなと思います。
真剣に意見を出せなかった理由は、2つあります。
当時私は、上司から言われたことを適当に仕事していて、横柄な上司の態度に納得いかないと思っていました。
意見するだけ真面目に仕事に向き合っていなかった、仕事をなめていた理由と
意見することが正しいかどうか、判断できなかったからです。
怒られるくせがついてしまうと、理不尽なことでも自分が悪いと思い込んでしまって、意見することが間違っていると感じたからです。
なので、不満があって辞める際には、一度不満を伝えたほうが今後の人生に参考になるのでは、と思います。
辞める前に不満を言うと、とめられて辞職できなくなる可能性はありますけどね笑
あなたも大変だと思いますが、よかったら参考にしてください。
ではでは
コメントを残す