仕事に対して無気力、モチベーションがない
「初めて入社した時は、やる気があったのに最近は全然やる気が出ないなあ」と思うことはありませんか。
それが一時的ならまだしも、継続的にずるずると続いているなら、心も時間も無駄にしているかもしれません。
今回、仕事に無気力でやる気が出ない時どうすれば良いかについて、対策をまとめてみました。
仕事に無気力な気持ちは誰にでも起こり得るもの
仕事をすることに、情熱がわかない‥
仕事をすることに無気力だな‥
仕事に無気力なことは、誰にでも起こりえます。
無気力なことで、自分自身を責めてしまうことは、しないでください。
大事なことは、仕事に対して前向きに取り組む環境作り
1つずつ、できることを積み重ねることです。
たとえ、やる気が出てくるのが三日でも半年でもやる気が出るように、模索することが大切だと私は思います。
なぜ無気力なのかで取る行動が変わる
無気力にも、人によって理由があると思います。
そこで、このように考えてみました。
他にも無気力の理由はあると思いますが大まかに整理すると、
- 仕事の向き合い方
- 人間関係
- 金銭的な問題
- 精神的な悩み
で、ひとおおり区分できると思います。
そのため、この4つを中心にして、記事をまとめました。
仕事の向き合い方で人生が変わる
将来の夢がない、仕事がつまらない、やる気が起きないなど、無気力は考え方1つです。
受け身で仕事するより自分から取り組むと景色が変わる
物事を考えるにあたって、世界で3千万部販売されたと言われている「7つの習慣」という本はご存知ですか。
7つの習慣の1つ目は、このように書かれています。
主体性とは…、人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。私達の行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である。
『完訳 七つの習慣より』
なんか難しそうですな
本来は、ハードカバーで何百ページにわたってびっしりと書かれていますが、この本は基本的に漫画で描かれているのでとても読みやすいです。
7つの習慣の一つ目の習慣はシンプルに表現すれば、自分から状況を変えられるように、主体的に行動することです。
仕事をしていると、本当に様々なトラブルがありますよね。
上司が仕事を教えてくれないから、中々うまくいかない
同僚が協力してくれないから、仕事が進まない
取り組む仕事にやりがいがもてない
これらの悩みを反転させて、自分から仕事を教えてもらいに行く、同僚が協力してくれるよう粘り強く働きかける、仕事の魅力を自分なりに解釈する、など自分から行動することの意識改革を説いています。
人のせいにしないようにしようってことですね
全ては自分のせい、と考えるとドM思考になるかもしれませんが、常に解決策を考えることの重要性を言っているのだと思います。
興味、関心がある分野や業界で仕事する
そもそも、人が何かをする時には大きく分けて二つの動機があるとされています。
「外発的動機付け」とは、「ほめられたいから勉強をする」「叱られないように勉強する」といったように報酬や罰などの下界からの働きによって高められる動機付け -学習心理学の最先端- 多鹿秀継-
「好きだからピアノを弾く」といったように、興味や関心によって動機づけが行われる場合、これを「内発的動機付け」と呼びます -学習心理学の最先端- 多鹿秀継-
今の最新の研究では、「外発的動機付け」をさらに細かく分けて考えるようです。
仕事の無気力を「内発的動機付け」の視点で考えると好きな業種、分野で仕事をするのも一つの方法かもしれませんね。ただやっかいなのは、自分に向いている仕事、天職はわかりませんよね笑
知らない業界、分野のことが好きかどうかそもそもわからないですよね。
もし可能なら、次の方法がオススメです。
同じ業界にいると、中々、業界以外の情報は入ってきません。
そこでおさなじみや学生時代の友達に話しを聞いてみるのが一番損得なく教えてくれるので、精度の高い情報が入るのではないでしょうか。
話しを聞いて全く未経験でも、心にときめくものがあれば新たな仕事の出会いかもしれません。
「いやいや、友達なんてそんないないし、働きながら今さら友達作りとかできないよ」という方は、なんとなく興味のある仕事のツイッターアカウントをフォローするのはどうでしょうか。
稼働しているアカウントなら、日々の取り組みがタイムリーに知ることができます。
近年は、先にツイッターで話題になってからテレビで報道されることも増えています。
気軽にチェックするところからはじめる方が、負担なく知ることができると思いますよ。
機械を使う職種によっては、気軽に体験は難しいかもしれませんが可能なら、見学や体験、資格なら挑戦してみても良いかもしれません。
個人的には、大学で簿記を勉強しましたが、勉強するまでは全く興味がなくどちらかというと、数字は嫌いな方でした。
しかし、実際に学ぶと論理が面白くこんな世界があるんだ、と感動した思い出があります。
結局は、親友や恋人を見つけるのと同同様に、仕事も出会いのタイミングがあると思います。
無気力で仕事をするのは時間が長く感じてストレス
学生時代好きでなかった授業中や、待ち時間は長く感じたことはありませんか。
自分が好きな時間を過ごしていると、時間は短く感じます。
不思議ですよね、時間の感覚は笑
なので、仕事に対して打ち込むと考えるのでなく、集中しようと考えて見てはどうでしょうか。
結果的に仕事の質も上がりやすくなり、時間の経過も早く感じるはずです。
同じ時間でも、その時の受け止め方で、大きく体感時間は変わりますよね。
人間関係と無気力について
自分を評価してくれない、上司から怒られてやる気が出ないなど
人間関係で無気力になることもあります。
人間関係による無気力は、元々は無気力ではなくても
外部の環境のせいで、無気力になる点で先ほどのケースとは状況が違います。
堅苦しい説明になってしまいましたが、どのような理由で無気力になってしまうのでしょうか。
職場の気づかれで無気力になる
人に気を使いすぎることで、精神的に参ってしまう
また、以前人間関係で失敗したことがトラウマになり、無気力になってしまう
職場で気疲れしないためには
- めんどくさそうな人とは距離をおく
- いいひとになりすぎないようにする
- 人の悪口を言わない
無用なトラブルを避けること、完璧であることを求めないことが大切だと思います。
私は、実体験として人間関係がうまくいかなったトラウマで、どこで仕事をしてもうまくいかない気持ちになり、精神的に病んだことがあります笑
常にいい人であろう、期待に応えよう、と考えすぎるのは結局自分自身を苦しめることになります。
無気力やだるさは人間関係に影響が出る
私も好きでなかった仕事をしていた時は、時計を見てはまだ昼過ぎかと心の中でため息をついていました。
個人差はありますが、仕事に対して無気力、ダルいと思っていると集中力も落ちてしまいます。
結果的には、仕事の質が悪くなり上司や周りの人に、注意される機会が増えてしまいます。
誰しも、注意されると内心、「この人文句ばっかりいう人だな」と感じて疎ましく思えてしまいます。
注意される回数が増えると、上司の顔も見たくない、また休日にふと思い返してしまい、気持ちが休まらないことも出てきます。
しかし、先ほど述べた主体性の考えの場合、自分自身で決定する習慣がついた場合、次のような効果があります。
・人のせいにしなくなるので、上司に対するマイナスの感情が減る
・仕事の質が上がるので、怒られる回数が少なくなる
・結果的に周囲から信頼が高まって、意見が通りやすくなる
もちろん、自分一人では変えられない状況も確かにあります。
しかし、自分ができることを最大限出すことによって、周囲の反応が変わる可能性があるので考え方、意識を少し変えてみるのはどうでしょうか。
金銭的な面から無気力
毎月の給料が安いから、モチベーションが上がらない‥
ローンなど借金があって、仕事に対して無気力‥
仕事じたいは悪くなくても、金銭面から無気力になる人もいます。
では、どのように取り組めばいいのでしょうか。
給与が高い業界や仕事はそもそも決まっている
マイナビの情報によると、以下のように業界別給与ランキングがでています。
2018年版「111業種のモデル年収平均ランキング」では、1位が「ベンチャーキャピタル」(1,436万円)、2位が「外資系金融」(850万円)、3位が「証券・投資銀行」(825万円)と、金融・投資にかかわる業種がトップ3を占めました。
金融にかかわる業種はほかにも、5位「生命保険・損害保険」(736万円)、6位「金融総合グループ」(659万円)、13位「商品取引」(582万円)、17位「銀行」(561万円)などが上位にランクインしています。
統計元によって、データは違いますが少なくとも、金融系や投資会社は高い水準です。
なので、金銭的な面から無気力なら、給与の高いところで仕事をするのも1つの方法です。
自分の力で稼いで無気力から抜け出す
いまさら、新しい業界に転職なんて無理だよ、と思う方もいるかもしれません。
年齢的な問題や、新たに求められる知識を得るのにどれだけ時間がかかるんだよ、思うことは当然です。
私は、個人で稼いで行くなら販売すること、もしくはブログをすることをおすすめします。
どちらも簡単ではありませんが、販売やブログはセンスがある人は個人でも十分にやっていけるからです。
副業と聞くと怪しく聞こえますが、ブログも販売も私はしているので体験としてまとめています。
私は副業をおすすめしたいことではなく、腹をくくって夢中になることが、無気力から抜け出す方法と言いたいのです。
新たな環境に飛び込むことによって、いつの間にか無気力な気持ちがなくなっていたので、
自分の力で無気力から抜けれない時は、何か新しいことをするのは良いかもしれませんね。
精神的に無気力の時は一回真剣にリフレッシュ
「いや、そんなことはわかってるんだ。それでも無気力なんだ、やる気でねーよ」という人もいるかと思います。
それは、もしかすると燃え尽き症候群かもしれません。
一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。-wikipefiaより-
わかりやすいイメージでは、オリンピックが終わった後の出場選手が、虚脱感を覚えるようですね。
無気力で会社を長期休暇する
頭でわかっていても、心が動かないってありますよね。
やらなくちゃいけないのは、わかっているけどやっぱり嫌だって時が。
どうしても無気力で仕事が嫌なら、休暇をとってリフレッシュした方が良いかもしれません。
そもそも、無理に仕事の無気力を克服しようとして、自分に負担をかけすぎると、今度はストレスになってしまいます。
最初から、目標が高すぎて失敗してしまうと、もう取り組むこと自体が嫌になってしまいます。
休むことも、無気力との向き合い方の1つです。
友達や仲間に無気力について相談する
一人で考えすぎても解決できない時は、仲間に思い切って相談するのも1つの方法です。
相談するなら、包み隠さず話した方が相手も意見が言いやすいと思います。
人に相談するメリットとしては
- モヤモヤした考えを整理できる
- 人に話すことで精神的に楽になる
- アドバイス悩みが軽減する可能性がある
など、人に話すことで、悩みが吹っ切れる場合があります。
人に相談するときは仲の良い人にするのも良いですが、可能なら自分より少し年上の人や人生経験のある人(バーのマスターとか)の方が
あなたにとって、よりプラスになるのではと思います。
ただし、無気力について相談する時は、人によっては無気力についての悩みで、相談しないでと思うひともいるかもしれません。
人に相談する際は、話しやすい人、信頼できる人、度量の大きい人に相談した方が良いかもしれませんね。
少しでも参考になれば幸いです。ではでは
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