疑似体験できる、知識や体験をアップデートできる読書の魅力とは
「読書をしなくても普通に生きていける」
意見は、間違っていないと思います。
しかし、あなた自身の存在価値や可能性を高めたいのなら読書は、かなり重要なツールの一つです。
では、読書の効果とは何かをまとめてみました。
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突然ですが、土用丑の日にはうなぎを食べる文化がありますが、なぜ食べるか知っていますか。
私は歴史に関わる本が好きなのでよく読みますが、江戸時代に生きていた平賀源内に関する本をたまたま読みました。
すると、うなぎの販売業社者が宣伝のために平賀源内によって仕掛けられたのが始まり、ということがわかりました。
※土用丑の日の起源は、諸説あります。
イベントは宣伝のために作られた歴史がある!ことを知れば、バレンタインはチョコレート業界が仕掛けたイベントで、恵方巻きは大手流通会社が仕掛けたイベントという事実にたどり着けます。
ある分野について情報が少なすぎると、推測できる力や気づく力には限界があります。
なので読書の効果の一つは、自分自身の発見力だと思います。
仕事先での雑談力があがる
読書の効果としては、取引先や上司、同僚との雑談でも効果があります。
あなたがあるアニメに詳しい場合、そのアニメの話しをした時に、相手のあいづちで詳しいか詳しくないかわかると思います。
話す立場からすると、全く話題を知らない人より少し知っている人の方が、話しがいを感じます。
また話題のバリエーションが増えるので、仕事以外でも友達や恋人などと楽しい時間を過ごしやすくなります。
しかし、自分は物知りアピールを出しすぎると、マウンティングされてる、意識高い系、と感じる人もいるので注意が必要かもしれません。
読書の効果は情報の信用性
今は本だけでなく、インターネットやテレビなどでも情報を得ることができます。
本の良いところは、出版社や作者名が明記されており、書いている内容にある程度責任を持っているので情報に信憑性があることです。
もちろん、インターネットにも素晴らしいサイトや情報はたくさんありますが、まとめサイトによっては内容の正確さに欠ける場合もあります。
大学の論文でも、他の内容を引用する場合は書籍(または過去の研究レポート)が原則です。
私個人的には、本を買う時には誰が書いているのかも意識しています。
なので普段から、ネットニュースなどで知らない分野で信用できる専門家を探すようにしています。
読書の効果は疑似体験ができる
他の読書の効果としては、誰かがすでに経験、学んだことを自分も疑似体験できる点だと思います。
本当は自分で手を動かす、経験した方がより理解できますが、時間や手間がかかります。
なので、本は手間ひまの労力を減らしてくれる、貴重なお宝です。
本を選ぶ難しい点としては、作者との相性だと思います。
例えば、和風建築の仕組みについて知りたい場合、
図解が少ないから理解しにくい、説明文が長くてわかりにくい、などテーマが同じでも本によって全然違います。
昔、学校にいた教え方のうまい先生と下手な先生が同じ教科で存在したように。
なので大事なことは、その本に書いている内容が自分の中にイメージしやすいように書かれているかだと思います。
内容がわからない本を読むほど、退屈なことはないですからね笑
読書はあくまで手段の一つ
読書の効果についていくつか書きましたが、読書は目的ではなく手段の一つです。
そもそも情報を得る時に大事なのは、1次情報にどれだけ近いだと思います。
なので場合によっては、専門外の人が取材した本より専門の人と話す方がより価値があります。
ある場所に向かうのに、電車でいくかバスでいくかの違いであり、本を読むことじたいに大きな価値はないと思います。
あと、自分自身の体験談ですが一通り本を読むと、わかった気になってしまうことがあります。
しかし、よくよく考えると一度読んだだけでわかるなら、学生の時に教科書を配ったあとに先生はいらないことになります。
なので、あとは本をさらっと読むのかしっかり理解したいのかで、読み方も変わるのではないでしょうか。
こちらに本の読み方についてまとめています。
参考になれば幸いです。ではでは
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