優柔不断は完璧主義?!優柔不断は直すべきなのか

優柔不断は短所なのか?優柔不断は直すべきなのか

「優柔不断な人」は、ネガティブなイメージをされがちですが、本当にそうでしょうか。

決断力が無い、頼りないと思われることもある優柔不断ですが、

言い換えると、自分の答えに満足しないと、はっきりと言わない完璧主義な一面も持ち合わせています。

今回、優柔不断な性格について考えてみました。

優柔不断な性格の特徴

優柔不断の意味を調べてみると、

ぐずぐずして、物事の決断がにぶいこと。また、そのさま。

-goo辞書より-

と、バッサリ否定しています。辛辣ですね笑

もう少し具体的な優柔不断の人は、どんな人でしょうか。

いくつか、リストアップしてみました。

意見の結論を言わない

友達や彼氏、彼女と遊びにいく話しをLINEなどで話し合っても、優柔不断な人は積極的に結論を言わないので、

中々決まらない時があります。

案は出すけど、逆に話しが広がってしまうパターンです。

悩む時間が長い

服など買い物に行った時、悩んだ上にまた見に行って考えるなど、買うかどうか決断が長い人も、優柔不断かもしれません。

買うかどうか悩んでいる時間、のではなくむしろ、楽しい時間なのでしょう笑

服が欲しい気持ちもありますが、服を買うプロセスを楽しむタイプですね。

似たような話しでは、付き合っていることでなく、付き合うまでの過程を楽しむ人もいます。

「あの人に、飲みに行こうと言われちゃった、どーしよ笑と」悩んだふりしながら、全然悩んでいないタイプ。

決めれるけど、あえて決めないタイプもいます。

情報を集めることに時間をかける

「今度合コンあるけど、よかったら来ない?」

「えー、どーしよ、考えとく」

と、答えて誰が来るかはっきりわかるまで、粘るタイプもいます。

できるだけ、ベストな選択肢をしたいゆえにしたたかな一面もあります。

責任感を持つのが嫌

責任感を持つことにリスクを感じて、決断できないタイプもいます。

仕事などで賛成か反対意見を求めれても、あいまいにしておかないと、後から何言われるかわからないし、と先回りして考えてしまうタイプです。

自分の意見に自信が無い

責任感の問題でなく、そもそも自分に自信が無いから優柔不断の人もいます。

自分の意見に根拠が無い、合ってるかどうかわからないから、答えを出せない人もいます。

嫌われたく無いから優柔不断

自分が興味無い人から、遊びに誘われた時、断りたいけど断りきれず、行くとも言えず、行かないとも言えないタイプです。

断ると、相手に悪いと思うあまり、ついいい顔をしてしまうのも優柔不断の一面です。

このように文字にして考えると、優柔不断の人は悩む時間がとても長いように感じます。

口癖などで、優柔不断の印象

普段の口癖で、優柔不断のレッテルを貼られる場合もあります。

「え、どうーしよ」

「あ、また考えてLINEするわー」

日頃から、先延ばしをする口癖が多いと、印象的に優柔不断のイメージがついてしまうことがあります。

優柔不断は悪いことだけではない

優柔不断の特徴をまとめてみましたが、優柔不断そのものが悪いことだと、私は思いません。

むしろ、良いことだと思います。

優柔不断の対義語は即断即決ですが、なんでもすぐに物事を決断するには難しい世の中だと思います。

なので、優柔不断の良いところについてもまとめてみました。

熟慮できる力

通販番組のコーナーで、「今ならお買い得、先着50名様にお安くご提供しています」

とテレビを見たときに、すぐに買わず本当に安いかどうかまず考えるので、衝動的な買い物が少なくなります。

いい意味で、優柔不断の人は周りに流されない、疑ぐり深さを持っているので生きる上では大事な能力だと思います。

まずじっくり考える癖があることで、大きな失敗を起こしにくいメリットがあります。

客観視できる力

優柔不断な人はどちらに決断した方が得か損かをじっくり考えるので、全体像をイメージできる客観力があります。

得か損かを考え過ぎることで、決断が遅いと判断されてしまう場合もありますが、

全体像を把握してから前に進むので、仕事でも細かいことに意識を向けることができます。

危険回避能力がある

思いつきで行動しようとしても、心にブレーキがかかるので危険なトラブルに巻き込まれにくいメリットもあります。

相手に対して疑ぐり深い面もあるので、ドッキリ番組を仕掛けられても見破れるだけの力があります。

(冗談です。すいません)

嫌われたくない優柔不断な一面は、不毛な争いを避けることにも役立つので、結果的に危機回避にもなります。

仕事の面接に使えそうな、優柔不断の言い回しになってしましたね笑

では、優柔不断を直すことはできるのでしょうか。

その前に、なぜ優柔不断がマイナスに評価されるのか考えてみました。

必ずしも悪いところばかりではない優柔不断。

それなら、相手に嫌と思われる部分だけ直す方が、合理的と思います。

性格なんて、なかなか変えられないのですから。

なぜ優柔不断は嫌われるのか

優柔不断はマイナスに思う人が多いですが、なぜ、と言われたら意外とパッとでてこないかもしれません。

今回、考えられる3つのポイントをまとめてみました。

相手のペースを乱すから

優柔不断な人が敬遠される理由の1つに、相手を振り回すことが要因だと思います。

優柔不断の人は決めるまでに時間がかかるだけでなく、後から変更を求める場合もあります。

一回、断った合コンをやっぱり行きたい!やっぱり行かないって人もいます。

一回決めたことを、また何回もやりとりすることは、人によってはとてもストレスを覚えます。

いい加減、早く決めろ!と即断即決タイプの人なら間違いなく思います。

何を考えてるのかわからないブラックボックスだから

考える癖がいつも長いと、なぜそこまで悩む必要があるのか、と疑問に思う人もいます。

周りに悩んでいる内容を発信せず、頭の中だけで考え過ぎると人間関係に支障をきたしてしまうこともあります。

少し話しが変わりますが、電車で通話している人って不快に感じませんか。

特に、用件でなく世間話しを延々としている通話には腹がたちます笑

でも、1つある疑問が浮かびました。

車内で乗っている人通しの会話には腹が立たないのに、

なぜ、他の車内の人と同じ声のボリュームで話す通話している人には腹が立つのだろうと。

理由を考えた時、相手の声がわからないからだと思うんですね。

わからないことに、こちらが一方的に不快感を感じていたのです。

同様に、人もこの人何考えているのかわからない、とマイナスにとらえられたら嫌いになるのかもしれません。

頼りないと判断される

デートなどのプライベートでも、男性が優柔不断だと頼りないと判断されてしまいます。

ギリギリまでかかってデートプランを決めるのと、最初から率先して意見を出してデートプランを決めるのでは、

相手の心証も大きく違います。

出す答えが同じでも、かかった時間でやる気や頼り甲斐を測られる不思議さですね。

今は女性らしさを求めると、男女平等!と言われる時代ですが、

デートでリードするのは男性の担当、優柔不断はだめ、という風潮も残っている気がします。(小声)

優柔不断を直す方法とは

では、最後に優柔不断を直すにはどうすればいいのでしょうか。

性格は、大きく変える必要もないし、変えることも難しいと思います。

そもそも、相手のために合わせ過ぎるのも自分を失っているようですもんね。

少しだけ相手に寄り添う考え方をする、あなたが自信をもつことが大事だと思います。

最初にまとめた優柔不断の理由によっても、直す部分は違います。

早く決めれることは、できるだけ即断

たとえばパーティーに参加するかしないか、彼女とデートするかしないか悩む時

最後は直感を信じて、ズバッと決める意識をするのはどうでしょうか。

自分一人の問題でないときは、いくら考えても満足な答えを得ることは難しいと思います。

サイコロをふって決めるくらい、肩の力を考える気楽さも時には大事ではないでしょうか。

早く用事を決めることで、相手にもストレスがかかりません。

また、決めないといけないことは後回しでなく、先にすることで

あなたのストレスも減らすことにもなります。

完璧主義を少し捨てる

相手も自分も納得する、完璧を追い求めすぎているかもしれません。

情報を集めてしっかり悩んでから決めたい、とりあえず待ってもらうと、常に無意識に考えていると思います。

たとえあなたが家を選ぶような感覚で真剣にデートのプランを考えていたとしても、

相手は飲み物のコップを選ぶくらいの感覚でいる場合もあります。

完璧でいようとする考えをもつあなたは、少し真面目すぎるかもしれません。

また、人から嫌われたくない気持ちではなく、

ありのままの自分を見て欲しい、と割り切りをすることで優柔不断さも軽減されると思います。

小さな成功体験を積み重ねる

自分に自信がないから、責任を負いたくない、変な話しに巻き込まれたくない

という気持ちから楽になるために、小さな成功体験を積み重ねることは大事です。

周りと比較するのでなく、自分にできなかったことを少しずつ克服することで自信に繋がるので、

結果的に、迷いを断ち切って堂々と物事を決めることができます。

仕事や勉強も楽しめるようにする

成功体験を重ねるには、楽しんで向き合うことが必要だと思います。

仕事で責任をもつ、意見を積極的に発言する、自分に自信をもつには

仕事や勉強にしっかり向き合っているからだと思います。

周りにせかされて動くより、自分から自発的に動く方が、メンタル面でも健康的です。

優柔不断は、時には良い面もたくさんあります。

ケースバイケースですが、まとめると

  • 最後は直感で決める
  • 完璧主義を捨てる
  • 成功体験を増やす

ことで、人生が楽になるのではないでしょうか。

参考になれば幸いです。ではでは

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