手作り品や手芸、ハンドメイド品を委託販売した時に失敗した話

手作り品、ハンドメイドを委託販売して失敗した話し

雑貨店で販売したいけど、うまく行くのか心配だなあ‥

委託販売する時に気をつけることは、あるのかな‥

経験したことがないと、不安も生まれますよね。

私は、革のハンドメイド品やスマホケースなどを6年前から委託販売してきました。

レジンやアクセサリー、粘土など販売している人にとっては扱っているジャンルが違うかもしれませんが、

委託販売の知識として参考になるのでは、と思います。

全て実体験なので、聞いた話しではありません。

今回、経験した失敗などをしくじり先生的にお話しできればと思います。

委託販売 商品

別記事にも書きましたが、私は、張り切って委託販売店舗数は10店舗くらいでした。

売れる店舗と売れない店舗があるので、結果的に取引していた感覚は4店舗くらいでした。

売れるかどうかわからない商品を増やしすぎたことは、今となっては失敗でした。

んじゃ、作品を少ない方がいいのでは、と思いますよね

でも、委託販売のお店によっては、程度の商品バリエーションを求めてきます。

一個か二個だけ売るより、数種類まとめて売る方がいいよと、言われます。

委託販売する商品数が少なすぎるのも問題ですが、種類が多すぎるのと後から困るのは出品者です笑

引き取って、置く場所もなくなってきますからね笑

なので、私が学んだことは

委託販売先は、最初は3店舗くらいにする

  

お客さんの反応を見ながら商品数を増やす

  

最初から、たくさん納品しない

ことだと思います。

どんどん作ったものを持って行くよりも、売り切れて困ってるから早く仕入れて欲しい、と

委託販売先から言ってもらえるような関係になるのが理想だと思います。

商品が売れたら、たいていお店の方から連絡はきますからね。

資金が足りなくなってバイトの時間が増えた

先ほどの話しの続きですが、商品数を増やしすぎたことで、お金がどんどんなくなってしまいました笑

仕方なくバイトを始めましたが、よく考えたら売れないものをたくさん作ってバイトするのは

材料費や、売れる見込みの計算ができていなかったからだと思います。

作ったら絶対売れるだろう、一ヶ月後にはいくらか収益になるだろうと

根拠のない希望的観測で見込みが甘かったんです。

なので売れそうと見込みがある手作り品、ハンドメイド作品ができるまでは、

委託する商品数を抑えることも大事だと思います。

店周りや管理の手間暇も意外と大変だった

取引する委託店舗数を増やしすぎたことで、管理がとても大変でした。

取引店舗が近くにかたまっていた場合なら一日で訪問することができますが、店同士が離れすぎていた場合

1日で訪問できないので、意外と大変です。

一ヶ月に一回か二回店周りをすると決めていたとしても、新しい作品ができて持って行くときはその都度店に行くので、

委託販売の取引店舗が多すぎると、出品者の負担になります。

店舗まわりの足が遠のくと、「あー、近いうちに行かないといけないな」と心のストレスにもなります。

現状維持が目標になってしまい疲労感がたまる

利益を得るためにハンドメイド作品や商品づくりをしているのに、全然売れず逆に在庫だけ増えてお金だけが減っていたときは、段々とモチベーションが下がってしまいました笑

なんのために委託販売しているんだろう、と考え込んでしまいました。

委託販売することで得られる知識や経験はたくさんありますが、やり方を間違えるとモチベーションにも大きく影響してしまいます。

では、失敗しないためにどうすれば良いのかを以下の段落でまとめてみました。

委託販売で失敗しないための方法

委託販売 失敗しない

私なりに委託販売をする時に、どのようにすれば失敗しにくいか考えてみました。

考えてみれば当たり前のことばかりですが、実際にやってみると最初は仕方ないんだ、と言い聞かせて悪い方にズルズルと流れてしまった気がします。

どんなことに気をつけるべきか、以下まとめてみました。

委託販売先の店の要求を受け止めすぎないこと

取引してもらえる店舗ができると、商品が売れたのと同じくらい嬉しい気持ちになります。

自分のしていることを評価してもらえたと思うから。

ただ、嬉しいあまりお店の要求を全て受け止めすぎてしまうと、後で出品者が大変になります。

例えば値段設定。

このアクセサリーが千円くらいなら、絶対売れるよと、委託販売先のお店から言われたとします。

ただ、材料費が400円くらいで1つ作るのに2時間かかる場合、ならあなたはどうしますか。

今の私なら、絶対やりません。そもそも委託販売では、一般的な出品者の取り分は6割くらいです。

1つ販売して600円なら原価は400円なので、利益は200円になります。

しかも、1つ作るのに2時間かかるなら、時給換算すると時給100円になります笑

バイトの方が、全然稼げる金額になってしまう‥

安すぎる時給にならないためにも、ハンドメイド作品の販売価格をしっかり計算して委託販売先に伝えることが必要です。

販売価格は、後から変更しにくいので最初に考えることは、とても大事だと思います。

委託販売の店舗数や商品数を決めておく

商品がアクセサリーや小物系など種類に関係なく、ハンドメイドや手作り品を委託販売するなら、あらかじめ販売数を自分で決めておくのも失敗しない方法の1つだと思います。

欲張って販売店舗数や、商品数を増やしすぎると後から、てんやわんやして疲労してしまいますから。

そのために、販売する前に委託販売先にコミュニケーションをしっかりとって、どのように販売したいか希望を伝えることも大事だと私は思います。

委託販売者の希望はできる限り受け入れつつも、厳しいと思うことは保留にしてもらうことも大事です。

冷たい表現ですが、委託販売者はあなたの商品が売れなくても痛手にはならないのですから。

ただ、委託販売者と連絡をまめにすることで、商品や作品のクオリティについてのアドバイスがもらえるメリットもあります。

うまく、バランスを取ることが必要です。

そのバランスが難しいんですけどね笑

1つのジャンルにこだわりすぎない柔軟性も大事

自分の体験談としてですが、私は最初スマホケースを販売した時は最初は楽に売れた気がします。

iPhone5くらいの時は、ライバルが多くなかったからです。

ただ、段々と時間が経つにつれて

  • デザインを増やすことで、商品数が増えてしまい在庫が増える
  • 新しい機種が出ると、前の機種が売れなくなり在庫になる
  • 同じような商品が増えてパッとしなくなる

悩みに陥りました。

結果的には、素材を変えたケースを販売することで流れは少し変わりましたが、その時に感じたことは

こだわるのも大事だが、新しいことに挑戦することも大事、ということです。

委託販売をすることで、お店で人気の商品や流行について教えてもらうこともできるので

存分に活用できるメリットがあります。

この記事が、委託販売の参考になれば幸いです。ではでは

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