個人でもAmazonに、商品を出品する方法
仕入れた商品や、ハンドメイド作品を販売してみたいなあ‥
いろんな販売サイトがありますが、アマゾンで出品することは、検討する価値があると思います。
アマゾン出品のメリットとしては
- 個人でも出品できる
- 日本大最大級の販売サイト
- 出品しやすいシンプルな入力フォーマット
だと思います。
上記のリンクでも簡単にまとめていますが、アマゾン出品について掘り下げてまとめてみました。
アマゾンの大口出品と小口出品の違い
目次
アマゾンで販売するのに大口出品と、小口出品の2種類がありますが何が違うのか。
大きく違うのは3つ。
- オリジナル商品を出品できる
- まとめて出品する機能がついている
- 小口に比べて買ってもらいやすい仕組み
大口は、新規に商品を出品することができ、
テンプレートでまとめて出品することもできます。
また、複数出品者がある商品を出品していた時、購入者がポチッと購入した時に大口の方が販売者として選ばれやすくなります。
(大口出品者は、ボックスカートを得れるからですが、とりあえず売れやすくなるんだと思ってもらえれば良いかと思います笑)
大口出品では仕入れたもの、作ったものにタグやブランド名などをつけてオリジナル商品として出品することができます。
仕入れた商品はそのまま出品することもできますが、Janコードと呼ばれるバーコードが必要な場合もあります。
Janコードとは、バーコードのことで商品を識別するための番号です。
取得するには、最寄りの商工会議所で書類を受け取るか、ネットで申し込みをすることで取得できます。
個人でもJanコードは手に入るので、興味ある方は商工会議所に連絡してみてください。
アマゾン出品は、住所登録とクレジットカード情報
アマゾンに出品するためにの事務的な手続きは、そんなに時間がかかりませんが、
必要な記入事項として、名前や住所とクレジットカードの情報などが必要です。
- 名前や住所
- メール、電話番号
- クレジットカード情報、銀行口座
えー、個人情報嫌だなー、と思う方はいるかもしれませんが、
登録した後でも、自分の名前を検索しても反映はされませんでした。
メールは、ドコモやソフトバンクのキャリアのメールでなく、
googleのGmailなどのフリーメールの方が携帯の機種変更に関係なく使えるので、用意した方が良いと思います。
クレジットカードは、ネット販売に関わるならそれなりに使いますので、
少額の金額を使うだけで持っていると大変便利です。
アマゾン登録画面の変異
いよいよ、登録です。
今回は、大口出品で登録してみます。
まず、アカウントを作ります。
パスワードなどは、メモをしていた方が良いかもしれません。
メールを入力すると、仮登録的な画面に移るので、メールの受信からアマゾンから届いたコードを確認して入力します。
そして、必要な記入欄を埋めていきます。
5分から10分くらいで記入が終わるので、そんなに多くはありません。
次は、出品方法についてです。
アマゾン(Amazon)の出品方法
登録が終わると、いよいよ出品です。
最初の出品のトップページはこんな画面です。
商品を出品するには、カタログ→登録を選択します。
商品を出品するには、既存の商品から選ぶ方法と、新規登録して出品する方法があります。
既存の場合は、すでに誰かが登録しているので、画像などがすでに登録されています。
では、新規出品で登録してみましょう。
ここの新規登録を選択します。
次に、カテゴリーを選択します。
カテゴリーはたまに見つからない時がありますが、申請しないと出てこないカテゴリーが出てこない時あります。
疑問を感じたら、アマゾンのカスタマーサポートセンターに確認です。
(サポートに電話したらカテゴリーをすぐに出してもらえた気がするので、最初から出して欲しかったと思った記憶が)
入力が必須の部分と、任意の部分があります。
Janコードは、コードの欄に入力します。
トップの商品写真は、背景が白なのがアマゾンの規約です。
アマゾンが蓄積したデータで、背景が白い方が商品は売れやすいから白背景を推奨する、とアマゾンに関する本で読んだことがあります。
商品画像は、可能なら枚数が多い方が購入するか判断しやすいので、できるだけ載せた方が良いと思います。
販売価格を決めて、販売します。
値段のつけ方は難しいですが、わからなければ原価と時給換算した金額を合算するか、原価の3-5倍くらい、もしくは似たような商品を見て売値をつけても良いかと思います。
商品説明も大切ですが、検索キーワードの欄にも入力した方が検索にプラスになります。
詳細のボタンをクリックすると、簡易バージョンか詳細バージョンと切り替えることができます。
主な記入欄としては
- 商品タイトル
- 商品画像
- 商品説明
- 商品の価格
- 発送期日の設定
- (Janコード)
同じような商品を出品したいなら、出品した商品をコピーして入力箇所を減らすこともできます。
アマゾン出品の販売手数料について
公式では、このように販売手数料が表示されています。
出すカテゴリーにもよりますが、15%がベースになってますね。
メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD)は販売手数料とは別に、カテゴリー成約料が書籍だと80円、CDやDVDなどは140円かかります。
アマゾンの販売手数料、年々上がってきています笑
数年前は10%ちょっとだったと思います。
では、アマゾン出品料の金額が高いか安いかを考えると、出品する価値はまだあると思います。
実際の店舗は、委託販売で5-6割が相場
もしあなたの商品が地元の商店街の店で販売する場合、いくらくらいが取り分でしょうか。
物や取引形態にもよりますが、雑貨の委託販売は、5-6割が相場です。
リアル店舗で販売すると、千円で販売したものは、あなたの取り分は500円ー600円です。
しかし、アマゾンでは15%なのであなたの取り分は850円です。
まだまだ、高すぎるとは言えないと、私は思います。
アマゾンとリアル店舗はどちらが集客力があるか
平日になると、街の商店街はお客さんがまばらな時もありますが、
アマゾンは24時間見ることができ、ものによっては世界中の人に見てもらえます。
出店者もたくさんいるので、検索してもらう努力は必要ですが
可能性があるのは、最初はアマゾンだと思います。
(店舗の場所や店によりけりですが)
専門店で取り扱うグレードの高い商品なら、専門店で販売することがステータスにもなりますが、
現状の販売手数料ではアマゾンに出店した方が、販売の利益は高いと思います。
販売手数料を計算できるサイトもあります。
Amazonの倉庫に預けて、自動で販売してくれるFBA
自分で発商品を毎回発送するのがめんどくさい、と思う方はアマゾンの倉庫に預けることもできます。
一旦、出品した商品をあらかじめアマゾンの倉庫に預けて商品の発送を一任できるサービスを、これをFBAと言います。
FBAを使うと、自分で発送するより若干販売手数料が高くなりますが、いくつかのメリットもあります。
アマゾンで購入する人が安心する
全く買ったことのない店からネットで商品を買うには、多少不安を覚えるものです。
しかし、FBAで販売することでアマゾンが発送します、と表示されるので購入者に安心してもらいやすいメリットや、
アマゾンが突き詰めた物流システムで早く商品が届く、メリットがあります。
検索で少し優遇されるかもしれない
個人的な意見ですが商品を検索した時、お店発送とアマゾン発送(FBA)の同じ商品があった場合
最初に、アマゾン発送の商品が先頭に出てくるように思います。
なので、FBAを使うことで関連商品に載せてもらいやすい、検索順位に少し上乗せしてくれるかもしれない期待ができます
FBAで保管期間が1年を超えると、費用が発生
FBAのデメリットを挙げると、
1年以上売れないと長期在庫保管手数料の名目で、費用が発生します。
いくらアマゾンの倉庫が大きくても、1年以上は商品売れてないなら、一度検討してくれ、ということでしょう。
長期在庫保管手数料が発生する場合は、アマゾンの方で処分を依頼するか、返送しもらう、値段を変えるなどの対策が必要かもしれません。
処分費用は、大きさにもよりますが小さいと1つ10円くらいなので思い切って処分して見切りをつけても、良いかと思います。
一通り、アマゾン出品の流れを説明させてもらいましたが、
こんなことも知ってたら、便利だよ的なこともまとめてみました。
(自分に言い聞かせている内容です笑)
Amazon販売で意識した方が良い重要なこと
アマゾンに出品しても、同業者はたくさんいます。
最近は日本人だけでなく、中国人の出品者も増えています。
最近は、アマゾンの商品登録画面でも、日本語、英語、そして中国語対応していますからね。
では、アマゾン出品をする際に何を意識した方が良いのでしょうか。
検索を意識した商品タイトルやページ作り
どんなに良い商品でも、見てもらわないと買ってもらうことはできません。
なので、商品タイトルはできるだけ検索してもらいやすい言葉や、関連ワード、特徴を入れた方がみてもらいやすくなります。
また、商品ページもびっしり書いた方が検索の一部として反映されやすいと思います。
良い商品が検索上位に行くのでなく、基本的には売れている商品が上の方に表示されます。
出品したからといってすぐに売れることはほとんどないので、焦らずに向き合うことが必要だと思います。
出品数は、最低100を目指す
商売として販売するなら、出品数は多い方が絶対に有利です。
楽天市場を担当している専門スタッフにも、同じことを言っていました。
商品数が多いかどうか、もしくは他と比べて商品力が強いかどうかが大事と。
商品数が少ないと、なかなかきづいてもらいにくいので商品数は増やした方が良いと思います。
この辺は、資金力やノウハウが出てくる部分なので難しいですけどね笑
良いレビューや評価を積み重ねる
売ることだけを目標にすると、時に商品のスペック以上に過度な表現をしてしまう時があります。
買ってくれたお客さんをがっかりさせてしまうと、後からネガティブなレビューや評価がつけられます。
ネガティブなレビューや評価が増えると、最悪アカウントを止められて販売ができなくなってしまいます。
なので、できるだけ良い評価をもらえるようお客さんに尽くすべきだと思います。
<できることとしては、
- 商品説明を盛りすぎない
- 商品の梱包に気を配る
- 早めに発送して満足度を高めてもらう
万が一、ネガティブな評価をつけられた場合、対策は2つあります。
1つは、購入者にメッセージを通じてネガティブ評価を取り消してもらう
もう1つはアマゾンのサポートに相談して消してもらうことです。
アマゾンのサポートに消してもらうには、明らかに相手に非がある場合のみなのであまり期待しない方が良いです笑
根拠のない誹謗や嫌がらせ、と判断された時のみです。
まあ、あまり無理せずできることをコツコツすることが大事ってことですね。
わからないことは、Amazonのカスタマーサポートに相談
何回かサポートのことを書きましたが、アマゾンのサポートセンターは対応がとても丁寧です。
わからないことがあれば、教えてくれます。
(直接、電話サポートを受けるまでたどり着くのが、わかりにくいのは不満を覚えますが)
例えば、服を出品したいとき、サイズ違いや色違いを出品したい時どうすれば出品するのかわからない時、
迷わず連絡しましょう笑
とても丁寧に対応してくれます。
アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾスはアマゾンのサイトを大きくするさい、カスタマーサポートの対応にとても力を入れていたようです。
少しでも、参考になれば幸いです。ではでは
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