職場で孤立感、疎外感を感じたら
職場で馴染めない、浮いているなぁと感じていませんか。
私も職場で孤立状態を経験したことがあります。
「職場で孤立しているなあ」と実感してしまう時は、辛いですよね。
仕事仲間と、うまくとめこめない、そんな時は一度職場で孤立感について考える必要があるかもしれません。
今回、職場で孤立してしまうことについてまとめてみました。
誰にでも職場で疎外感を感じる可能性はある
まず1つ言えるのは、疎外感を感じるのは自分のせいだ、と落ち込む必要はありません。
職場の人間関係で孤立してしまうことは、誰にでも起こりうることです。
そもそも職場は、友達を作る場所でもありませんし、仲良しクラブではありません。
価値観が違う者同士が一緒に仕事をするので、むしろ合わないのが当たり前。
「それでも、会社である程度うまくやっていきたいんだよ」と考える気持ちもすごくわかります。
まず、孤立する要因を以下のように分類してみました。
職場で孤立する、疎外感を感じてしまう要因とは
職場で孤立する要因をひとくくりにするのは、乱暴かもしれませんが、
孤立感や疎外感の要因を大きく分けると、環境による問題と個人の問題による要因だと思います。
環境か個人の問題かあいまいな部分もありますが、いくつかまとめてみました。
すでに仲良しグループができている
職場によっては、仲良しグループができていて、中に入って行きにくい時があります。
途中から、学校に転校生として入った時にたまにあることです。
あまりシフトに入らないパートやバイトの人は、なおさら入りにくいのかもしれません。
仕事の評価が低い
工場や飲食店などにありがちな話しですが、共同で作業する仕事は、出勤前に誰が同じメンバーか気にする人もいます。
特に、週末の飲食店はとても忙しいので一人でも慣れていない人がいると、仕事のきつさが全然違います。
最初の方は仕事ができないのは仕方ないにしても、足を引っ張る存在、とイメージがついてしまうと
孤立してしまう可能性があります。
不平や不満が多い人
「給料が安い」
「仕事が多くて大変」
お互いに愚痴を吐きあって言う程度なら、いいかもしれませんが、
常に不平や不満を言う癖がある人は、めんどくさいと思われている可能性があります。
「自分はこれでリアルに友達がいるから」
と思っていても、ネガティブなことを言われることに苦手意識を持つ人もいます。
職種内でのヒエラルキー
学習塾などの専門職の中で、ポツンと一般事務をする人、周りが社員で自分だけバイトで雇われているなど、
仕事の業務内容や、雇用関係によって職場で孤立していると、感じる人もいると思います。
仕事が専門的かどうかの難易度は確かにありますが、引き目をもつ必要はありません。
職場で孤立した状況を改善するには
少しでも職場の中で居心地をよくしたい、と思うことは当然の心理です。
自分から行動してできることをいくつか、まとめてみました。
心から挨拶する
挨拶する時は、仕事がだるいなーと思いながらするのでなく
目を見てしっかり挨拶することが大切です。
たかが挨拶かもしれませんが、適当に挨拶しているか気持ちがこもっているかは、意外と相手に伝わります。
たとえ、合わないと思う人でも会話くらいはできる関係を保つように心がけることです。
感じがいいと思ったら、日常的な雑談にも繋がるので話すのが苦手でも挨拶は大事だと思います。
自分から日常的な話題で話しかけてみる
ちょっとしたきっかけで、打ち解けて仲良くなることはよくあることです。
もしかすると、相手があなたに対し、勝手に作っていた先入観があるかもしれません。
話しかけたらだめじゃないのかなと。
あまり受け身になりすぎず、こちらから話すことで道が開かれる時があります。
自分の性格が悪い部分を直す
自慢話しや人の悪口が多い、機嫌が悪い時にはイライラしてしまう表情をしてしまうなど
相手を不愉快にさせる言動があるなら、控える必要があります。
自覚がなくても、つい口にしている場合があるかもしれません。
こちらの記事は、友達ができない人についての記事ですが人から敬遠されてしまうことを中心にまとめています。
任せられた仕事をしっかりこなす
先ほどの仕事の話しでも書きましたが、共同作業では足を引っ張らないようにする、
また、頑張ることで周りから信頼感を寄せられて、頼りにされることで孤立感から解放されます。
与えられている仕事内容になっては、評価されにくい仕事もあるので難しい時もありますが、
一生懸命頑張っている人を嫌いになる人は、あまりいません。
できることから取り組む
職場の孤立を恐れ過ぎるあまり、人に合わせ過ぎるのも、あまりよくありません。
人に合わせ過ぎる気持ちが強過ぎると、精神的な負担も大きくなるので、できることから取り組むべきです。
できることを1つ1つ積み重ねる。
まずは、自分の意識を変えようと思うことが、職場の孤立状態から抜け出す第一歩だと思います。
ただ、職場で孤立することは、恥でもないので深く考え過ぎる必要もないのでは、と思います。
大学で地道に研究をしていたおとなしい人が、スポーツをしていた体育会系ばかりの集団の中で頑張ろうと思ってもノリが違う時もあるように
たまたま、職場の人間関係が合わない人が多いこともあります。
そんな時は、違う仕事を探すのも選択肢の1つだと思います。
参考になれば幸いです。
ではでは
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