口癖や言葉を見直して自分磨きになるのか
普段何気なく、口にする口癖や言葉は無意識かもしれませんが、言葉は物事に対する捉え方が反映されるのでとても重要です。
口癖は、ある人のものまねをする時にも使われるので、言い換えると口癖はその人自身を表現するのではないでしょうか。
今回、口癖を意識する、見直すことで何が変わるのかまとめてみました。
口癖と自分磨きは、関係あるのか
口癖とは、少し無関係ですがこんな言葉があります。
心が変われば 態度が変わる
態度が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる
運命が変われば 人生が変わる
-出所には諸説あり-
この言葉はヒンズー教から出た言葉、あるいはアメリカの心理学者が作った言葉と諸説ありますが、
大変有名なフレーズの一つです。
このフレーズで考えた場合、口癖は二番目の態度に当てはまります。
言い換えると、口癖は
ので、二番目の口癖を考えることよりも一番目の心、物事に対する向き合い方を変えるほうが良いかもしれませんね。
思ってもないことを、口にするよりも、なぜ良い口癖は必要なのか、を考えるということです。
では、1番目の心と2番目の態度(口癖)を変えると何が変わるのでしょうか。
良い口癖や言葉のメリット
心の内面を綺麗にするのは、自分磨きにもつながります。
では、自分磨き以外に、心と態度(口癖)をポジティブに変えるとどんなメリットがあるでしょうか。
少なくとも以下の三つの効果があります。
1.人が集まる
2.視野が広がる
3.自分の行動が主体的になる
心と態度(口癖)がポジティブになることで、周囲の人は接しやすくなり結果的に、良縁につながります。
常に文句を言っている人と、仲良くなりたいとは思いませんよね。
また、心が開いていることによって、新しいことにも無意識に取り組めます。
ネガティブな気持ちで心を閉ざしていると、そこから新しいことをはねつけてしまいます。
さらに、ポジティブであると次にする行動が、次の行動にうつりやすいのもポイントです。
もし、ネガティブに捉えると、愚痴を言っておしまいになりがちです。
心と口癖を変えるだけで、これだけの効果があるならポジティブに捉える方が得ではないでしょうか。
良い口癖や言葉とは
世の中、努力をして必ずしも報われるわけではないですが、諦めて夢や希望が叶うことはゼロに近いです。
では、どのような口癖が理想でしょうか。いくつか例をあげてみると
・ありがとう
感謝の言葉をさらっと自然に伝える人は、とても素敵に見えます。言われて嫌な人はいません。
また、口にするハードルが高い言葉ではありません。
周囲との関係が円滑になる魔法の言葉の一つです。
・次こそはうまくいくさ
人は失敗した時、その人自身の本性が出ます。人のせいにするか、前向きに捉えるかで次の行動のスタートが変わります。
全く同じフレーズを言う必要はないですが、次また頑張ろうという言葉を口にするのが大事なのではないでしょうか。
・それいいね
他の人が提案したアイデアや、意見に対して前向きに捉える肯定の言葉です。
あまりにも同意できない内容や、引っかかる時には使えませんが、相手の言い分を聞く「人」と印象がつきます。
・〇〇やってみたい
自分から提案することで、前向きさを表現する口癖の一つですね。
人の意見に委ねるのではなく、自分を持つことでアクティブな印象が生まれます。
・なぜだろう
何かある時に、疑問意識で向き合うことで、さらなる成長につながります。諦めてしまうと、出ない言葉ですもんね。
まだ他にもたくさんありますが、共通点として感謝の気持ち、次の行動につながる口癖ですね。
マイナスな悪い口癖や言葉とは
ざっくりですが、ネガティブな口癖や言葉は周囲や自分自身に対してマイナスの影響を与えます。
例えば、
・どうせ
最初から、失敗することを想定している発想の典型例です。
状況二よっては失敗する状況かもしれませんが、口癖にしてしまうとネガティブな思考回路になってしまいます。
・面白くない
良くも悪くも、面白くするのは本人の努力次第です。
受け身でなく、自分から行動する人はあまり口にしない口癖ではないでしょうか。
・あの人嫌い
確かに人には、好き嫌いの感情はありますが、口癖のように嫌い、といったマイナスの感情を吐き出すことはあまりよろしくありません。
嫌いな人にも、何かしらいいところ、逆に反面教師として参考になる部分はあるはずなので、嫌いと口癖にしてしうまうと無意識に心の壁を作ってしまい、何も生み出せません。
・だけどさ
一見、ネガティブな言葉には見えませんが、無意識に相手の言葉に対して壁を作ってしまう人にみられる口癖です。
すぐに限界を決めて自分の意見を押し通すことでなく、相手の言葉やその場の状況を受け入れる度量も必要かもしれません。
・いつも忙しい
部下や知人にいつも、ため息をつきながら忙しい、と言う口癖は自分自身が低くみられたくない気持ちから出てくる言葉です。
しかし、言われた方は一方的に遮断された気持ちになり、そうなんですね、となるので、忙しくてもあまり言わないほうが賢明ではないでしょうか。
これらの言葉は、その時には気分がすっきりするかもしれませんが、共通して次につながる言動ではありません。
また、その言葉を聞いた周囲の人たちも、それを聞いて対応に困ってしまい、結果的に
と思われてしまいます。
状況によって、必ずしも正しいわけではないのであくまで一般論としての話しです。
たかが口癖、されど口癖です。意識することでその後の行動も変わりますし、長い目で見ると自分に対する評価も変わります。
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