人見知りで初対面で会話の話題に困った時、どうする?
初対面の人と話しをしないといけない時って、ある日突然やってきます。
情報が無さすぎる人と話しを広げることって、けっこう疲れますよね。
私は仕事柄初めて会う人が多いので、うまく話せる時と話せない時の両方を体験しました。
うまく行った時を思い出してみると、いくつか規則性があることがわかりました。
今回、以下の方を対象にしています。
- 初対面で話す話題に困る
- 初対面でどんな風に接すればいいかわからない
- 初対面の人に苦手意識が強い
今回、初対面でも話題を広げやすくする方法を自分なりに五つの考え方に分類してみました。
必要以上に初対面に心の壁を作らない
「相手のこと苦手だなー」「話したくないなー」と思いながら話すと
相手に感情が伝わって話しが弾みにくくなります。
相手への感情は、鏡のように同じことを自分へも思っているのはよくあること。
初対面で会話したからといっても、今後ずっとお付き合いすると決まるわけではないので、
身構えすぎる必要はありません。
私は初対面の人に対しては、自分の中で2つ大事にしていることがあります。
初対面の人と話すメリット
- 自分の知らない情報を得ることができるチャンス
- 相手の良いとこ、よくないところを考えるきっかけ
- 自分の人生を変えるきっかけになるかもしれない発見
など、新たな化学反応が起きる可能性を秘めています。
話してから、「この人無理だわー」「自分には合わないな」
と思えば距離をスッととればいいんです。
相手を警戒する気持ちも大事ですが、身構えすぎると自分にプラスになるチャンスも逃してしまうので
必要以上に心に壁を作らないことは、大切です。
あなたが初対面の人に話し続ける義務はない
初対面の人とあなたとの関係によりますが、対等に近いならあなたが話題を一方的に出し続ける必要はありません。
(あなたが営業マンで仕事をもらいにいくなら、そうはいきませんが。)
そもそも、会話は二人以上が話す意思があって成立するもの。
真面目な人ほど、自分が話題を作る責任を感じてしまい、うまくいかないと
「うまく話せなかったのは、自分のせいだぁ」と自分を攻める人がいます。
あなたが全て話題を提供するのでなく、相手にも話してもらう雰囲気作りをする方が大事だと思います。
「んじゃ、どうやって相手に話してもらうのさ?」
その内容は、以下にまとめてみました。
初対面の人と共通の話題を見つける
アメリカの心理学者フェスティンガーが提唱した「類似性の法則」によると、
人は、自分と似た人に好意を抱くと言われています。
確かに自分と同じ考えの人が見つかったら、時間を忘れて話したくなりますよね。
どのように共通点を見つけるのか、いくつか挙げてみました。
自然体にその場の感覚を共有し合う
「今日は暑いなぁ」「ここまでくるん大変やったなぁ、遠くなかった?」など
その場で感じたことを言葉にして、雑談する方法。
なんでもいいんです、中身がなくたって。
あなたと話す気持ちがあります、というアピールになるので。
会話上手な人は、中身のほとんどない話題でも相手に気持ちを言ってもらう雰囲気作りがとても上手です。
子供の頃、なんとなくで仲良くなった経験ありませんか。
小さなことでもお互いの感覚を共有することで、不思議と距離感が近く感じるので不思議ですよね。
相手に失礼のない程度に、その場の気持ちを伝えるだけでも最初は十分です。
少し厚かましい、大阪のおばちゃん的なイメージ。(良い意味で)
住んでいる地域や地元
「どこら辺に住んでるの」「どうやってきたの」など
場所の話をするのも無難な話題の1つです。
初対面で郵便物を送れる住所まで聞くと警戒されてしまいますが
住んでいる場所から、好きなお店や共通点の知り合い、話が弾む場合があります。
カタツムリのようにゆっくりと相手に寄ることで、次の話題にも移行しやすくなります。
初対面のファッション
仕事でなくプライベートでの初対面なら、相手の髪型や服、小物などに
「いいね」と話すのもありだと思います。
自分のお気入りのファッションを褒められたら、誰だって嬉しいはず。
相手を褒めることで話題が広がるよりも、
会話が弾みやすくなる効果があると思います。
相手の日常をさらりと質問してみる
少し世間話しをして話題に尽きたなーって思ったら、少し踏み込んで相手の好きなことを聞いてみるにも一つの方法です。
初対面の挨拶直後に「今、何にハマってますか」と聞いてもびっくりされるので、
会話のキャッチボールをしてから聞く方が良いでしょう。
「んじゃ、何聞くの?」ってなりますよね。
具体的には
- 好きなアニメや音楽
- 休みの過ごし方
- 最近ハマってること
など、さらっと聞くことで相手が話しやすい雰囲気に持っていくのもアリです。
会話って自分が一方的に話すのでなく、聞く方にまわるのもとても重要なこと。
私は好きな話しはベラベラ話してしまうので、まだまだ未熟者ですが笑
話し上手は、聞き上手と言いますよね。
相手が好きな話しと自分も好きな話題がマッチすれば、
盛り上がりやすい環境に繋がります。
初対面の苦労話を話題に広げてみる
初対面の人が苦労していること、悩んでいることの話題を広げることも一つの方法です。
愚痴を聞いてあげるような立ち位置にまわることで、意外と話しが弾む不思議さ。
初対面にいきなり踏み込んで聞きすぎるのはNGですが、少し雑談して雰囲気があたたまってきたら
聞いて見るのはオススメです。
誰でも、多少は抱えている小さな問題はあるもの。
「大変ですね、営業の仕事も」
「あなたのバイトの環境も大変ですね」
など、相手に共感のあいづちを打つことで話してもらいやすい雰囲気作りができます。
バーやキャバクラなど、割と初対面で接することの多い夜の人がよく使う手法ですね。
初対面の話題では失敗談で自己開示
簡単な自己紹介をすることで、相手から質問しやすい雰囲気にすることも重要です。
あなたが何者かわからない場合、相手も質問しにくいはず。
言える範囲でいいので、自分の好きなことや趣味などの自己紹介、失敗談を話すことで
相手の人も話が広げやすくなります。
真面目な話しより、失敗談も聞いた方が人間味があって親近感を感じたことはありませんか。
「最近彼女に振られて悔しさのあまりスマホにドリルで穴開けたけど、使えなくって後悔している」
のようなパンチが効きすぎたエピソードは、マイナスになる可能性がなるのでよくあるレベルの失敗談が良いかと思います。
初対面の話題の引き出しを普段から増やす
仕事関係で初対面が多いなら、専門知識だけでなく趣味や時事ネタがあった方が会話が弾むこともよくあること。
ビジネス系の記事で、営業マンなのにワインの資格を取得して
仕事に生かしていると言う記事を読んだことがあります。
日頃から興味あることや専門分野を掘り下げることで、
初対面の人と興味が話しが合う確率が高まります。
ただ、あまりあまり知らないのに間違った情報を出しすぎると、自分を大きく見せる浅はか者に見えるので
知らないことは知らないスタンスの方が好感が持たれやすいと思います。
むしろ知っていることでも、ほとんど知らないスタンスの方が相手は話しやすいはず。
あいずちを打てる程度に知っていたら、「お、この人わかっているねぇ」と
相手の話すテンションが上がったことは、今まで何回かありました。
よかったら参考にしてください。ではでは
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