人を信じられない、人を信用できない時どうすればいいのか
人を心の底から信用できない気持ちは、誰しもあります。
しかし、過去にひどい体験をした人は一般的な人よりも人間不信の気持ちが強いかもしれません。
では、信用できない人間と、どう向きあえば良いのでしょうか。
この記事は以下の方を対象にしています。
- 誰も人を信じられない人
- ほんとは人信じたい人
- 自分の人間不信を変えたい
今回、どうすれば人を信じられない気持ちから抜け出せるのか、考えてみました。
まずは自分を褒めることから始める
まず、このブログを検索して読んでくれている自分を褒めて欲しいです。
ほんとに自分を変えたい気持ちがないなら、このブログを読むことはないでしょうから。
私はかつて学生時代にいじめを受けており、今でもたまに当時の夢を見ることがあります。
悪い思い出は、決して消えることはないんだ、と悪い夢を見るたびに痛感します。
しかし、少しずつですが良い思い出を重ねることによって、段々と前向きな気持ちになりました。
人によっては、様々なトラウマを抱えて人間不信になった人もいるかと思います。
でも、まずはそんな過去を持っていても、前向きになっている自分を褒める、自己肯定の気持ちが大事だと、私は思います。
人が信じられない時は、自己効力感を高める
自己効力感を高めることも大事だと思います。
自己効力感とは、できなかったことができたこと、やれそうと思うこと、説得されてできそうと思うことなど、個人がある課題に対してできた、もしくはできそうと思える達成感やモチベーションを意味します。
何か難しそうな表現ですが、シンプルに表現すると小さな成功体験を重ねる、もしくはできそうと思えることを増やすことです。
人間関係だけでなく、成功体験を増やすことで今まで無理と思ったことも案外いけるんじゃね?と思うことができたら良いのではないでしょうか。
ちなみに私の場合は、いろんな人と遊んだり付き合ったりすることで、無意識に嫌な思い出を薄めていきました。
楽しいと思えることを追求するうちに、いつの間にか人に対して負のイメージが薄れていきました。
楽しそうなことにドンドン挑戦しよう
想像力が豊かな人は、信用できない人の行動パターンを疑ってしまうことから、悪いほうに物事を考えてしまうかもしれまえせん。
しかし、考えても時間の無駄です。
そんなことに時間を浪費するよりも、自分が楽しいと思えること、やりたいことに時間を費やすべきです。
楽しい思い出を上書き保存していくことで、少しずつ過去の嫌な思い出や経験は薄れていくでしょう。
人生は一度きりです。
世の中には、悪い人もいればいいひともたくさんいます。
たまたま、巡り合わせの問題で、悪い人が先に当たってしまっただけかもしれません。
信用できない人を許すのも大事
あなたが心を開くことで、相手も心を開きやすくなります。
信用できない人と、仲良くなんかしたくねーよ、と考えるかもしれませんが、人気者の傾向として寛容な人が多いのも事実です。
誰しも、欠点のない完璧な人なんていません。
人の良いところを見るようにして、悪いところはなるべく目をつぶるようにした方が、
結果的に人間関係も楽になるのでは、ないでしょうか。
中国の古典の一つ、菜根譚(さいこんたん)にもこのような一節があります。
人に与えては徳に感ずることを求めざれ。怨みなきはすなわちこれ徳なり。-菜根譚-
意味としては、人に恩恵をもたらして、その恩恵に見返りを期待してはいけない。それで怨みを受けなければそれが恩恵の報いなのだ、と説いています。
この考えが正しいかどうかは解釈が分かれるかもしれませんが、考え方次第で人に対して過度に期待しない考え方です。
傷ついた分だけ人は優しくなる
人を信じられない、と思う人は生きるだけで傷つくことが多かったから感じるのかもしれませんね。
人に裏切られた気持ちが強いゆえに、人の気持ちに共感できる能力はとても高いはずです。
その時は、人間不信に一時的になってしまっても、必ず信用できる人が見つかるはずです。
無理に人を信じようとせず、時がきたら人を信じよう、のスタンスで私は良いと思います。
参考になれば幸いです。ではでは
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