歴史から学ぶ商人が成功し飛躍したきっかけ、偉人の行動の秘密

歴史から学ぶ成功した商人の飛躍とは

過去の歴史の中で商売で成功した人は、何がきっかけで大きく飛躍したんでしょうか。

一代から身を起こして成功した人の商人の共通点や秘密などをまとめてみました。

現代の偉人・起業家の博物館の記事はこちら

今回、江戸時代に活躍した商人が飛躍したきっかけを
追いかけてみたいと思います。

人が注目している場で成果を出した商人

今から約450年前の頃、豊臣秀吉が京都の伏見に城を築きたいため、大工が工事をしている時、大きな岩がドスンとあったそうです。

岩は大変大きく、工事が進まなくなってしまいました。そこで土木業者を集めて撤去しようと思っていたが、なかなかうまくいきませんでした。

そのため、豊臣秀吉は岩を退かせるため、入札制で土木業者を探したのです。

その募集に名乗りをあげて成功し、名を知らしめたのが淀屋常安(よどやじょうあん)です。

元々は武士でしたが、材木商に新規参入しました。

なので、最初はほんとに小さな街の工務店くらいの規模だったのでしょう。

岩を動かすための費用は、他の業者の価格と比較して約10分の1でした。当時、一般的な業者は岩を遠くに動かすことを考えていたが、淀屋常安は岩の近くに穴を開けて、てこの原理で入れるだけという発想で、無事に任務を遂行し話題になりました。

当時は、まだまだ業界の経験がない中、あえて大きいことに挑戦したことが、そのあとの運命を大きく変えます。

これがきっかけで秀吉に気に入られて、どんどん仕事が舞い込みます。

コツコツと実績を積むことも大事ですが、一世一代の勝負をすることの重要性を感じるエピソードです。

最盛期には、日本一のお金持ちになったとも言われています。

歴史的災害のピンチをモノにした商人


江戸時代、振袖火事と呼ばれる大きな火事が発生して、町の大半が焼けてしまいました。

火事を知って真っ先に材木屋に駆け込み、現在の価値で数億円の材木を買い占めます。

当時、決して大きい規模で店を持っていなかったので、おそらく全財産と借りられる分だけ買い占めたのではないでしょうか。

いくら成功すると確信していても、なかなかできないことですよね。

結果的に河村瑞賢がした行動は、大成功をもたらしました。

そのあとは治水や航路を作り出した功績で、日本の歴史の教科書にも紹介されています。

買い占める行為、いわゆる転売行為には商売としてあまり評価できない人もいるかと思いますが、
いち早く決断し、行動して成功した人は、先見の明があったのではないでしょうか。

昔の時代も、今の時代も、買い占め行為をしても必ずしも成功するわけではありません。

情報を早く得ることは大事ですが、いつの時代にも度胸は必要なのかもしれませんね。

他にも近い例として、紀伊国屋文左衛門の蜜柑船伝説があります。

当時、紀州(和歌山県)でみかんが豊作だったが江戸では品不足となっており、値段が大変高くなっていました。

その時に、船でいち早く運んだことから、巨利を得たと言われていますが
実は架空の人物とも言われており、真相は定かではありません。

金融システムをうまく利用した商人

越後屋の創業者と聞くと、悪い商人が暗闇で息をひそめながら笑うシーンを思いうかべるかもしれませんが、
様々な販売手法を生み出してお店を大きくした人物が、三井高利です。

呉服を販売していたほか、為替と呼ばれる証書を相手に渡してお金を預かる銀行のような仕事もしていました。

数々の工夫からとりわけ優れていた方法の一つに、60日為替の手法です。

当時、幕府が大坂から江戸に送金するさい、お金を預かって証書を渡していました。その期間を60日から150日にしたことが、才覚の一つではないでしょうか。

このエピソードは、このように三井の歴史として会社でも記載されています。

商人三井高利の歴史について

60日があった場合、そのお金を元にして商品(おそらく呉服かと)を入れて販売していました。

当時、京都から江戸まで徒歩で約2週間なので、預かったお金を支払う間、2往復できるのでそれを元手に大きな商売をすることができます。

幕府と取引をできる時点で、すでに大きなお店だったかもしれませんが、さらに飛躍した要因でしょう。

最近、様々な会社もネット銀行や支払いのサービスを提供していますが、運営資金を預かるメリットが大きいからしているかもしれませんね。

ポイント

当時の権力者に自分をアピール

       

ピンチをチャンスと捉えた知恵の河村瑞賢

      

仕入れ金のやりくり上手な三井高利

飛躍した商人の共通点


作り手でなく、商人が多い

現代なら自動車や家電メーカーなど大きい会社があるが、江戸時代に名をあげた商人、豪商と呼ばれる人々はほとんど職人ではありません。

あくまで、仕入れたものを販売する側に立っていた人々です。

当時は、問屋と呼ばれる仲介人の存在や輸送面で、作った人が直接販売する仕組みは難しかったかもしれません。

現代の仕組みと江戸時代は全然違いますが、販売にとしっかり向き合って成功しているのは今も昔も変わらないのではないでしょうか。

新しい取り組みに積極的

新しい販売方法を構築した三井高利や、材木を買い占めた河村瑞軒も、他の人が当時していなかったことを取り組んで成功しています。

成功事例を追いかけて真似することも重要かもしれませんが、先駆けてすることも大事なんですね。

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飛躍的に大きくなった人は、財産をかけて投資する、もしくは大きなステージで戦って名をあげるなどのエピソードがあります。

身分相応に生きて行くことも大事かもしれませんが、どこかで一度踏み込むことは飛躍のきっかけかもしれません。

まとめ

販売に向き合うことは重要

新しい取り組みに挑戦

大きなステージで戦う

参考になれば幸いです。ではでは

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