ブログと動画の違いやそれぞれのメリットは何だろう
今の時代は、小学生のなりたい職業ランキングで上位に占める、「YouTuber」
一方、ブログを書くブロガーになりたいと憧れる小学生はほとんど聞いたことがありませんよね。
今回、以下の方に向けて記事を書いています。
- ブログとYouTube動画のどちらかを始めたい
- ブログに向いていることって何だろうと疑問がある人
- 動画が人気なら、ブロガーはいなくなるのではと思う方
- ブログと動画の違いのモヤモヤを整理したい自分
今回、考えるポイントしてコンテンツの向き不向きや、難易度、稼ぎやすさの3つのポイントで考えてみました。
あくまで、独断でまとめた記事なのであっているかわかりませんが、今まで私が調べたことを真剣に書いたので何かしらの参考になれば幸いです。
趣味ですることは除外して、本気で稼ぎに行く場合を検証してみました。
コンテンツで考える、ブログと動画の違いの向き不向き
2018年に世界で一番見られた、YouTubeの再生回数は知っていますか。
Luis FonsiのDespacito ft. Daddy Yankeeでは、なんと54億回の再生回数があったそうです。
日本で1000万回数の再生回数はほとんどないのに、世界はさらに桁が2つ違いますね。
では、ブログと動画の違いを具体的に考えてみましょう。
今回違いを考えるにあたって、ブログは文字と写真がメインで、
動画は音声と動きがあるのが大きな違いですよね。
なので、「ブログの文字と写真」グループと、「動画の音声と動き」グループと分けて考えてみました。
ブログが動画より得意なこと
ブログが、動画よりもユーザーの欲求に満足度を得るシチュエーションを考えてみました。
一分間に伝えられる情報はブログが上
動画に比べると、一分間に伝えられる情報量は高いのはブログです。
「え、どういうこと?」「根拠あるの?」と思われるかもしれません。
例えば自己紹介を文字(ブログ)で伝える場合と、音声(動画)で伝える場合はどちらが早いのか考えてみます。
NHKのキャスターが1分間で話す文字数は、300文字と言われています。プレゼンをする場合でも、300文字前後が理想のようですね。
実際の日常会話では、「えー」や「んー」など間を置く場合もあるので280文字数前後ではないでしょうか。
では、1分間に人は何文字を読めるか時間を測ると、私の場合は約600字でした。
ググって調べて見ると、日本人の1分間に読める文字数は
平均400文字-600文字数くらいが平均だそうですが、受験生などはもっと早いそうです。
得意分野の内容か、読みやすさによっても変わるんでしょうね。
なので、同じ内容でも伝えたいことがたくさんある場合、音声より文字の方が有利、すなわちブログが動画より効果的だと言えます。
動画と違い、欲しい情報をすぐに出せるのはブログ
欲しい情報を瞬時に欲しい時は、ブログ(サイト)の方が圧倒的に早いですよね。
例えば
- 電車の最終時刻
- 料理のレシピ
- スマホの新しい機種の比較
など、スピードに関しても動画と違い、ブログは早く検索できますよね。
言い換えると、ブログは辞書のような役割を果たすので、素早く知りたい情報をまとめることで十分価値があると言えます。
動画で知ることができる情報でも、早送りして何回も止めて探す手間がかかるし、テロップや目次がないと不便ですもんね。
検索する価値の情報があるなら、ブログは動画よりメリット部分があると言えます。
理屈が絡む話しは、動画よりブログの方が有利
動画を音声と動きだけ、ブログは文字と画像だけで考えた場合、
学校の先生は動画で、教科書はブログと置き換えたとします。
学校の先生だけの説明か、教科書だけのどちらかで試験を受けないといけない時なら、
教科書だけの方がチャンスありますよね。特に暗記系なら。
何回も繰り返して、必要な部分だけ見たい、理解したいならブログの方が便利ですよね。
実際はYouTube動画にも文字や表を入れることで補完できますが、あくまで性質として難しい話しなら
耳で聞くより、書かれた物を見る方が頭に入りやすいかと思います。
動画がブログより得意なこと
動画が得意でブログには苦手なこともたくさんあります。
先ほどと同じように、いくつかまとめてみました。
動物の可愛らしさや熟練の技などは、言葉にしにくい
文章より動画の方が、凄さや価値などが圧倒的に伝わるコンテンツも多いですよね。
例えば
- 愛くるしい猫の動き
- 伝統工芸の職人さんの動き
- 手品
など、どうやって文章で表現するねんという内容では、動画が圧倒的に有利ですよね。
テレビで考えたら、バラエティー番組や職人さんのドキュメンタリー番組などは、テロップがなくても楽しめるのは動画ならではのよさですよね。
動画は親近感がわき、ファンがつきやすい
YouTube動画だけでなく、動画配信にも言えることですが投稿者に対して、視聴者がファンになりやすいのも動画の魅力です。
例えば、歴史系のブログとYouTube動画があるとします。
検索上位同士の記事を比較したとして
どちらがコメント欄で盛り上がっているか比較した場合、圧倒的にYouTube動画ですよね。
そもそも、ブログのコメント欄が盛り上がっているのを見た記憶がありません。
投稿者が顔出ししているかにもよりますが、動画は視聴者と距離感が近くなりやすい特性があります。
今は、ツイキャスやYouTube配信、ふわっちなど気軽に生放送することができる時代。
興味ある方は、一度試してください。
動画のメリットは、見せ方を自由にカスタマイズできる
伝えたいテーマや世界観を、存分に詰め込むことができるのは動画の魅力ですね。
いくつかあげると
- BGMを入れる
- 画面の装飾や切り替えを編集できる
- 見てる人が、視覚的にイメージしやすい
これらのことから、見る人に優しい動画を作り込む自由度が高いのは動画のメリットですよね。
先ほどまとめたブログに比べて動画が苦手なことも、
文字やテロップを充実させる、またはコメント欄に入れることでイメージがわきやすいコンテンツができます。
寝転がってみやすいのは、ブログより動画
内容にもよりけりですが、
動画に音声と映像の構成があるなら、ブログよりもYouTube動画の方が見るのに脳が楽なのも大きなメリット。
疲れて寝る前にYouTube動画とブログを見るのがどちらが楽と考えたら、動画ですよね。
YouTube動画は、関連動画などおすすめ動画が見終わるとどんどん出てくるので、きずいたらずっと見てる時ありませんか。
楽に見やすいということは、おすすめに出てきやすい条件なら見てもらいやすくなるので、結果的に動画はpvが伸びやすいですよね。
動画はpvが伸びやすいというより、YouTubeの仕組みありきかもしれませんが、
寝転がっていてもみやすいのは、動画のメリットだと思います。
ブログと動画を作る難易度の違い
ではブログを投稿するときと、動画を投稿するときはどちらが難しいでしょうか。
初期設定と編集、初期投資の3つのポイントでまとめてみました。
初期設定はブログの方がめんどくさい
先ほど例をあげたブログをワードプレスでセッティングする場合、最初の初期設定はブログの方が難しいです。
動画を投稿する場合は、YouTube画面に従って投稿することで比較的簡単ですが
ブログを投稿する環境を作るためには
- ドメイン(ブログの住所)の設定
- サーバーの設定
- ブログのデザインをする(htmlの知識が少し必要)
など、収益を確保するため本格的にブログを運営するなら、めんどくさいことがいくつかあります。
今はググれば情報は集めやすいので、本気でブログをしたいなら昔に比べて取り組みやすい環境だと思います。
編集はこだわるとYoyTube動画の方が大変
動画のコンテンツで大きく変わる話しですが、見せ方にこだわると動画の方が圧倒的に時間がかかります。
今までブログは文字や写真がメイン、動画は音声や動きと単純に分けて考えて特性を考えてみましたが
作品として見てもらうことを考えた場合、編集した方がより人に伝わるコンテンツになりますよね。
テロップや、効果音を設置する、動画を使う部分と使わない部分を分ける、凝ったモーションを入れるなど
編集にハマりすぎると、沼に陥ってしまいます。
クオリティ求めるならYouTube動画の方が初期投資はブログより多くなる
ブログをすることを考えた場合、パソコンはあった方が書きやすいですが
ブログの場合は、パソコンのスペックが高くなくてもあまり問題はありません。
ブログを書くこと自体は、パソコンに対してあまり負荷を与えないからです。
一方、動画をパソコンで編集して投稿する場合、パソコンのスペックはブログ用のパソコンに比べて
スペックは高いのが求められます。
メモリと呼ばれる容量が8GBくらいないと、編集する際に画面がカクついてしまい編集がしにくいからです。
また、スマホでも動画を撮ることはできますが、こだわるとカメラも必要です。
最近のスマホのスペックは高いので、カメラを特別に買わなくても動画撮影はできますが
こだわりを求めると、動画の方がブログより初期にかかる金額は高いと思います。
ブログや動画の収益化についての大まかな説明
ブログや動画ってどうやって稼ぐの?とよくわからない方もいると思うので、
簡単にまとめますね。
ブログにも大きく分けて二種類ある
ブログは、アメーバブログやFc2ブログなど、簡単に始められる無料ブログと
自分でパソコンのドメイン名(私ならhitomote-life.comの部分)やデータを保存する場所(サーバー)をセッティングしてサイトを作る有料ブログに大きく分かれます。
有料ブログの場合は、ドメイン名が年間数百円で、サーバーと呼ばれる保存場所に対して月500円から千円かかります。
なので、有力ブログは年間一万円ちょっとの維持費が発生します。
「えー高い」と思うかもしれませんが、昔はホームページを作ってもらうのに数十万円する時代もあったので、
私は安い価格だと思います。
では、なぜ無料ブログにしないのかという理由が以下に続きます。
無料ブログのメリットやデメリット
無料ブログの中には広告がつけられているので、
運営会社は無料でも収益を得ることができます。
そうじゃないと、運営会社もボランティアですることになりますからね。
「え、じゃあ無料ブログにも広告はブログを書く人はつけられないの」
と思いますよね。
それは、ブログのサービス会社によって答えが変わります。
「部分的ならいいよー」という会社もあれば、「ダメダメ、収益目的でなく趣味で書いて」という会社もあります。
簡単に始められる無料ブログで収益もつけたいなら、はてなブログがお勧めですが
無料ブログは、お手軽だけど運営会社の判断で規約が変わり記事が投稿できなくってしまうリスクがあります。
なので、今回は有料ブログとしてワードプレスでサイトを作ったと仮定して話しを進めます。
ブログの収益の種類
ブログの収益にも大きく分けて、2つあります。
それはアドセンス広告(クリック型広告)とアフィリエイト広告の2つ。
アドセンス広告は、クリックされると収益が発生する収益です。
まとめサイトを見ていると、下の方にでてくるバナーや画面いっぱいに広がる広告ですね。
(バツボタン押そうとして、たまに開いてしまうとイラっとしてしまいますよね)
一方、アフィリエイトは購入までされて、初めて収益が発生します。
例えばキングダムの漫画のブログ記事見てて、
「面白そー、ポチッとしよ」としてアマゾンのページに行った経験はありませんか。
それと同じです。
YouTube動画の収益は広告再生やクリック型がメイン
YouTubeのヘルプによると、広告にはスキップ可能な広告、ディスプレイ広告、オーバーレイ広告などがあります。
YouTubeを見たとき、「広告は5病後にスキップすることができます」と表示されたのを見たことありますよね。
それが、スキップ可能な広告。
ディスプレイ広告は、パソコンのみの広告で商品などの広告が右側にポンと設置されているタイプもあります。
その広告をクリックすると、動画の投稿者の収益になる仕組みですね。
オーバーレイ広告とは、下の方に表示されるバナー広告。
スマホでもたまに見かけますよね。
ざっくりな説明ですが、次のブログと動画の違いについての説明のイメージがわきやすいと思います。
ブログと動画の収益の違いを把握して稼ぎたい
ブロガーとここまで表記しましたが、この世界の界隈ではブロガーにもアフィリエイターとブロガーの2つに大別されています。
自分の意見を中心に書いて個人のキャラを全面に出すタイプです。
具体的には、ちきりんさんやはあちゅうさん。
一方、アフィリエイターとは商品を比較して、サイトを作るタイプのことを意味します。
財布の比較サイトや、美容院の比較サイトなど記事が全面に出す人は、アフィリエイターと言われます。
黒子的なイメージですね。
今回は、ブロガーとアフィリエイターをまとめて考えるので分析が甘いかもしれませんが
ブログの特徴を中心にまとめてみました。
YouTube動画は再生回数に対して0.05円くらい
YouTubeはとにかく再生回数を稼ぐのが、基本です。
YouTuberのチャンネル登録者数やコンテンツによってバラバラですが、いろんなサイトを見てわかったことは
1PVに対してだいたい0.05円から0.1円くらいが相場だと言われています。
0.1円と仮定したら、10万再生回数で約1万円くらいですね。
意外と低い印象ですが、時期によって広告の単価も変わりますし、YouTuberによってはもっと高い人もいるので細かい金額は謎です。
また、人気YouTuberは企業からの案件が発生することもあるので、広告収入以外にもゲームの広告などの宣伝費が見込めるのも大きいですね。
ただし、ある程度人気にならないと声はかからないので、まずはチャンネル登録者を10万人確保することが大事と言われています。
ブログはPV数と読んだ満足感で収益が大きく変わる
ブログもYouTube動画と同様にPV(見てもらった人数)は大事ですが、クリックだけの広告収入だけで生活するのは難しいと思います。
なので、上手にブログを運営している人は広告収入(クリックだけで収益が発生)だけでなく、商品を紹介するアフィリエイトを両立して収益を確保しています。
上手にアフィリエイトを運営している人はPVよりも、読む人の満足度をとても重視しています。
なぜなら、見たブログ(サイト)の内容に共感しないと、クリックしないですからね。
またブログでアフィリエイトをするときは、儲かりやすいジャンルがある程度決まっていると言われています。
例えば、脱毛などの美容関係やサラ金、保険など契約することでお金が動きやすいジャンルは、成約した時の報酬が数千円、もしくは万円単位で確保することができます。
紹介料と考えればそれまでですが、すごい世界ですよね。
ただ、私の場合はあまり好きなジャンルではないので、向き合っていません。
ブログは不安定だが、YouTubeは人気になると安定しやすい
ブログの記事は、検索からの流入が大半です。
ブログを書く人は、検索ワードを絞り込んで記事を書くので、タイトルには大変注意を払っています。
ブロガーを悩ます問題としては、検索システムが数ヶ月に一回大きく変わることが挙げられます。
Goodleからすると変なサイトが上位に行くと、信用問題として検索システムに疑問を持つ人が増えるので常に検索システムの改善をしています。
なので、検索システムが大きく変わると今まで3位だったのに急に50位までポーンと飛ばされてしまいます。
それゆえに、ブロガーとして活躍していたのに、辞めざるを得ない人も出ています。
システムで自分の順位が大きく変わるのは、めちゃくちゃ不安定ですよね。
一方、YouTube動画も検索からの流入も重要ですが、システム的にチャンネル登録の仕組みがあるのでブログに比べると、人気YouTuberなら安定感があります。
売れるまでの道のりは、YouTuberは大変と言う事実はありますが。。
トップレベルのブロガーとYouTuberを比較したら、Youtuberの方に軍配
あくまで私の考えですが
トップレベルを走るブロガーとYouTuberを比較した場合、YouTuberの方が収益は高いと思います。
ブロガーによっては、ツイッターアカウントを持っている人もいますが、YouTuberのアカウントは何百万人のフォロワーがいますが、ブロガーでは、そこまで多い人はほとんどいません。
また、ブロガーやYouTuberはたまに一ヶ月、あるいは年間いくら稼いだか公表する人がいますが、
両方の意見を聞いているとYouTuberの方が景気が良いように思います。
最近では、コカコーラとYouTuberの大手事務所、UUUMが提携したニュースがありますが
有名企業が、ブロガーと提携したニュースやテレビに出たニュースはあまり聞いたことがありません。
あくまで私の主観なので、参考程度に読んでもらえれば幸いです。
ではでは
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